ナショナルスタジアムでクリスマスパント『美女と野獣』を見てきた。かなりディズニー準拠な感じなのだが、コメディなのもあってだいぶ明るい感じになっている。ベルがもともと冒険好きな性格で町を出たがっているのに女の子は危険だからというようなことで出してもらえずクサっているという設定である上、ガストンが度外れにしつこくてイヤな奴で、そのため野獣の屋敷に行かなければならないという話になった時にベルがむしろ「これでガストンから逃げられる!新天地で冒険じゃ!」みたいな感じで全く悲壮感がないのが良かった。これだけ悲壮感がないとあまりストックホルム症候群などを連想しなくなるのでけっこう良いのでは…という気がした。ベルが野獣のお屋敷に行ってしまったという噂が広がった後も、町の人たちが「どうせガストンがイヤで出て行ったことについてテキトーな言い訳をしてるんでしょ」みたいな反応をするのもおかしかった。歌やダンスもけっこう派手で、第一幕の最後はディズニー準拠で 'Be Our Guest' をみんなで踊るのだが、キラキラのナイフやフォークの扮装をした子役たちが出てきたりしてとても楽しいミュージカルシーンになっていた。妖精役のスーザン・マクファデンが元ケルティックウーマンだったりして、けっこう歌は粒がそろっていた。最後のお楽しみダンスタイムでは、お父さんたちが全員舞台に上げられて 'Hot to Go'を踊らされていた。