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驚愕のナンスプロイテーション映画~『パディントン・イン・ペルー』(ネタバレあり)

 『パディントン・イン・ペルー』を見た。パディントンシリーズ3作目である。

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 イギリスのパスポートを取得したばかりのパディントンベン・ウィショー)のもとに、ペルーの老グマホームを経営する女子修道院長(オリヴィア・コールマン)から、ルーシーおばさん(イメルダ・スタウントン)が寂しがっていて元気がなく、パディントンに会いたがっているという手紙がくる。ブラウン一家はちょうど家族で過ごすべき時間が少なくなっていたということもあり、思い切って全員でペルーに旅に出ることにする。ところが老グマホームに到着したところ、なんとルーシーおばさんが突然行方不明になっていた。ブラウン一家は川船を持っているハンター(アントニオ・バンデラス)に頼んでおばさんを探しに行くことにする。

 監督がこれまでのポール・キングからダグラス・ウィルソンに変わったため(キングは主演女優のサリー・ホーキンズを連れて『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を作ったので、ブラウン家の母であるメアリ役もエミリー・モーティマーに変わった)、けっこう前2作とはテイストが違う感じになっている。相変わらずユーモアあふれる心温まる物語ではあるのだが、これまでのロンドンの雰囲気たっぷりな都会コメディではなく、全体的に『ジャングル・クルーズ』なんかに似た秘境冒険アクションっぽいテイストになっている。前2作にもあった「男性が女装するとえらい可愛くなる」みたいな、英国では伝統(?)だが今やると趣味がいいのか若干疑問でアメリカ人には嫌われそうなジョークもあるのだが、だいぶトーンダウン…というか、けっこう真面目な描写になっている。

 一番びっくりしたのはオリヴィア・コールマンの修道女ぶりである。しょっぱなからサウンド・オブ・ミュージック』のパロディみたいなミュージカルシーンがあり、コールマンがめちゃくちゃ楽しそうに修道院長を演じている。あまりネタバレしたくないので曖昧にしておくが、終盤はほとんど「子どもも見られるナンスプロイテーション映画」みたいになっている。優しさや思いやりを重視した温かい家族コメディではあるのだが、一方で尼さんが暴れるのが好きな人も必見の映画である。




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