ダブリン演劇祭でPan PanのExit, Pursued by a Bearを見てきた。『冬物語』の「クマに追われて退場」という有名なト書きをヒントに、クマが『冬物語』の短縮版を上演するというような芝居である。
ただ、別にこのト書きがすごく大きな役割を果たすわけでもないし、別にクマがそんなに大きな役割を果たすわけではなく、個人的にはあまり面白いと思えなかった。リハーサルをやっているというていでかなり棒読みのセリフがあったり、演出の介入があったりするし、歌や踊りもあってたまに笑えるところはあるのだが、全体としてはあんまり機能していないと思う。これならフツーに『冬物語』をやったほうが…と思って見ていた。