マンチェスターのピープルズ・ヒストリー・ミュージアムに行って来た。ここはイギリスの庶民の暮らしと政治運動に関する史料を収集・展示する博物館である。ワーキングクラスの人々の権利に焦点をあてた展示が多く、かなり政治的な博物館だ。投票権と求める運動から労働運動、女性運動、人種差別反対運動、性的マイノリティの権利運動、平和運動、消費者運動など、あらゆる運動に関する展示がある。

入り口近くの壁には投票権をめぐる戦いに関する年表が。

展示室に入るといきなりこれから始まる。


まずはトマス・ペインやメアリ・ウルストンクラフトなどについて。

ディズレーリvsグラッドストン。このふたりが市民にどう受け止められていたかなどについての展示がある。









この種のバナーをめちゃくちゃいっぱい持っており、たくさん展示している。

バナーを保存・営繕するスタジオ。こんな傷みやすい布をたくさん持っているとそれはそれは保全が大変だろう…と思える。

Vatmanなるバットマン風ヒーローが付加価値税(VAT)について説明してくれます。

反核運動の諷刺ポスター。


生協についての展示。
こういう政治的な博物館がちゃんと営業しているということじたいが面白いし、展示も大変充実していてものすごく楽しめた。日本にもこういう気の利いた政治運動史の博物館があればいいのに…と思う。