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タイトルに偽りあり?Underdog: The Other Other Brontë

 サラ・ゴードンの新作戯曲Underdog: The Other Other Brontëをナショナル・シアターで見てきた。演出はNatalie Ibuで、Norther Stageとの共同プロダクションである。タイトルどおりブロンテ姉妹を扱った作品だ。

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 タイトルからすると姉妹の中で一番知名度が低いアン・ブロンテ(ライアノン・クレメンツ)をヒロインにしているように見える…のだが、実質的にはシャーロット(ジェマ・ウィーラン)の話になってしまっている気がして、ちょっと看板に偽りありである。シャーロットがいかにアンに強いライバル心を抱き、アンの邪魔をしていたかみたいなことが語られる。シャーロットはエミリー(アデル・ジェームズ)の邪魔もしていたと思うのだがそのへんは全然描かれておらず、エミリーの役はかなり小さい。姉妹間のライバル心を描いているものの、そこまで掘り下げた描写は少なくてそんなに面白いと思わなかった。ただ、プレビューでまだちょっと演技がこなれていないように見えるところもあったので、それも関係しているかもしれない。

 ヨークシャの荒野を思わせる植物をあしらったセットは面白く、冒頭でこれが上にあがって下が舞台になる。ただ、この植物はもっと活用してほしかったような気がする。舞台は回転などをうまく使っていて、動きはある演出だ。




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