ウェストミンスターあたりのベタな観光地を制覇するにあたり、帝国戦争博物館の分館であるキャビネット・ウォー・ルームズとチャーチルコレクションにも行ってきた。

キャビネット・ウォー・ルームズは戦時内閣があったところに当時の様子を再現したもの。ホワイトホールの地下にある。

人間については厳重なセキュリティチェックがあったが、ねこは顔パスだったとか。




地図の部屋。

ここは現在、修復中らしい。

チャーチルコレクション。

チャーチルはアメリカで大変人気があったらしい。


チャーチルとノエル・カワードという機知自慢ふたりの会話。
チャーチル:「なんで国王が自分のかわいこちゃんと結婚しちゃいけないんだい?」
ノエル・カワード:「イングランドはかわいこちゃん王妃を望んでないから」

しかし、チャーチルは鈍器として使用できそうな厚さのモールバラ家史(これはうちも博論のためにちょっと参照した)とか第二次世界大戦史とかを描いていて歴史ジャーナリストとしても一流で、それについてもたくさん展示があるのだが、日本に比べて英国では歴史を趣味とする政治家とか軍人がかなり多いような気がする(そこまでアカデミックな歴史書を書かなくても、高く評価される自伝とかを出している人はけっこういる)。英国でそこまで歴史修正主義がのさばっていないのは(もちろんいくぶんかはあるのだが日本ほどじゃないように思う)こういう歴史オタクのプロが政府のトップにいることに関係があるのでは…と思ってしまった。まあ、それはもちろん英国が階級社会だっていうことと関係あって、過去とか家系みたいななかなかビジネスにならないことを知ることが上流階級にとって重要だっていうこともあるのだが。日本は政治家が世襲ばかりのくせにそういう「上流階級に生まれたら金にならない過去研究とかを趣味にしようぜ!」っていう風習が全くないのがよくないよねぇ…