タダです.
先週末 SRE Kaigi 2026 に参加したので自分が聴講したセッションの所感を書きます.
- 生成AI時代にこそ求められるSRE
- AIと新時代を切り拓く。これからのSREとメルカリIBISの挑戦
- ファインディの横断SREがTakumi byGMOと取り組む、セキュリティと開発スピードの両立
- 【ベテランCTOからのメッセージ】AIとか組織とかキャリアとか気になることはあるけどさ、個人の技術力から目を背けないでやっていきましょうよ
- まとめ
生成AI時代にこそ求められるSRE
このセッションでは生成AI時代にAIが効果的に動作できるようにコンテキストを与えるアクションとガードレールを敷くアクションを共有してくださいました。自分がAI Agentを作る過程でコンテキストを適切に与える重要性を理解できていたのですが,ガードレールはまだできていないなーと感じることが多くテストや Policy as Code の統制の他にSLO に基づくリリースや文化の醸成も改めて大切だなと感じたセッションでした.
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AIと新時代を切り拓く。これからのSREとメルカリIBISの挑戦
この記事を見てから気になっていたセッションで聴講してきました.SRE 現場の属人化,ナレッジ散逸,過去事例活用困難といった課題を解決するために AI Agent「IBIS」を開発されており, IBIS はインシデント発生時に Slack で類似事例検索と提案を行い,初動対応の質と速度を支援する相棒としての役割を担っています. PoC での利用率低迷を踏まえて受動的回答から能動的提案へ転換し,AI の自律性とプロアクティブ性を強化した運用改善だったり,IBIS の開発者が属人的にならないようマルチエージェントによる開発ワークフローを作った知見を共有してくだしました.Ask the speaker で自分が作っている AI Agent に活かしたい知見も伺うことができたので大変ありがたかったです.
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ファインディの横断SREがTakumi byGMOと取り組む、セキュリティと開発スピードの両立
友達のあだちんが発表するので聴講しにいきました.横断 SRE チームが セキュリティ強化と開発スピード維持はトレードオフではない という前提に立ち,Takumi by GMO を使ってセキュリティチェックを CI/CD に組み込み,自動化によって両立させた実践例でした.「人が頑張る運用」ではなく「仕組みで自然に守る設計」に寄せることが横断 SRE の価値だと示していると感じたセッションでした.
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自身の振り返り記事
【ベテランCTOからのメッセージ】AIとか組織とかキャリアとか気になることはあるけどさ、個人の技術力から目を背けないでやっていきましょうよ
SRE やエンジニアリング現場で 個人の技術力を軽視せず,自らの技術的基盤を鍛えることこそが信頼と価値の源泉だ という主張に重きを置いた内容でした.手を動かした人だけが世界を変えるという言葉は直近自分が AI Agent を作ってみた経験からも感じており,AI Agent 開発に関する話で出てくる コンテキストウィンドウをちゃんと管理する,エージェントの役割1つにつき1役割等は作って動かさないと実感できなかった話でした.AI がすごい勢いで発達している一方で自分自身も技術力向上を足を止めずに継続していこうと思いました.
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まとめ
SRE Kaigi で聴講したセッションごとに資料と所感をまとめました.