はじめに
一般に、外注するときにはその指示ミスや設計ミスは発注側の負担による再製作などになり、お金が追加でかかることの他に納期も倍かかります。
お金で解決できればOKである場合もありますが、納期はどうにもならない場合もあるので、設計ミスなどはできる限り避けたいものです。
そこで、ここではPCB制作における確認項目を整理しておきます。
この確認項目は、私の数少ない経験によるものなので、もっと確認すべき項目はあると思いますし、以後増えるかもしれません。
回路設計
- 仮組したり設計した回路と一致していること(キホンのキ)
PCB設計
- トランジスタやMOSFETのピン配置が意図したものと一致していること
- MOSFETや抵抗などのサイズが意図したものと一致していること(PCBエディタ上で測定して確認する)
- 大電流が流れる経路はパターン幅を太くする(おおよそ200mA以上)
- パターン間隔(20Vぐらいまではデフォルトの0.5mmでOK)
- ICなどの1ピンの向きは意図したとおりか
- 必要に応じて1ピンを示すシルクを追加したか
- コネクタなどは他の部品と干渉しないか(基板上の配置だけでなく、抜き差しが問題ないか)
- コネクタかピンヘッダかターミナルか、目的に合っているか
- すべての部品のはんだ付けは可能か(干渉してはんだ付けが困難になっていないか)
- GNDベタは指定したか
- ドリル原点は指定したか(なくても問題ない場合もある)
- 外形形状は意図通りか(まぁ普通はエラーが出るか)
- 基板の厚さ指定は確認したか
- シルクの値はあっているか(途中で抵抗値などを変更したとき反映されているか)
- シルク記載のスペルはあっているか(機能上は問題ないが恥ずかしい)
- シルクの載せる面(裏表)は意図通りか
- シルクが鏡文字になっていないか
- シルクは足りているか(必要なものがすべて載っているか)
- すべての部品、シルクが3Dで表示されているか
発注
- 意図した版(最新版)をアップしたか(Web上のガーバーViewerで最後の変更が反映されているか確認する)
- 基板の厚さ指定は設計と一致しているか(ずれていたらどうなるのでしょう?)
- コストは想定内か
- 納期は問題ないか
- オーダーは通ったか、製造が予定通り始まったか(質問が来ていて止まったり、コストアップの相談?が来たりすることがある)