読み終わった本の記録。Kindle版。 「破壊された地球」という3部作の1作目。
エッスン、サイアナイト、ダマヤ。女性たちそれぞれで語られる時代と〈季節〉の物語。
造山能力(オロジェニー)、ロガ、ユメネスとフルクラム。用役カーストとコム。用語と地理の説明が正直難しくて自分の理解に自信が持てず、行きつ戻りつ読んでいた。
正直、最後の「補遺」を先に目を通しておいた方が良いかもしれない。
アラバスターがすごくかっこいい。彼と出会って以降のサイアナイト編は物語として素晴らしかった。夢中で読みました。守護者から離れて人間らしさを取り戻す希望と、しかし絶望の影が迫る描写。あとイノンとコランダム。 オロジェンの力の積み重ねられてきた描写が終盤に結実して、アクションが躍動する。
謎の1つ。〈季節〉とは何か。何がそれをもたらすのか。 丁寧に補助線があるのでたぶん、SFに馴染みがある読者だったら序盤で想像が及ぶだろうと思う。
問いの1つ。彼女たちは何者でどの道を歩んできたのか。 これが明かされたときの喜びと驚き。おいおい。もう一度読みたくなってしまうではないか。とてもいい仕掛け。
次の2作に続きます。