読み終わった本の記録。Kindle版。
新刊が話題ですが、今さら「直木賞受賞作」に手を出しました。
打ちのめされましたね。見事に。
ひたひたと影がさす悪意に、終盤の“謎解き”の鮮やかさ。鳥肌が立つとかよく言いますが、私は悪寒が走りましたよ。
筆者のそのよく研がれたナイフは、彼に彼女に刃を向ける。それに小気味よさを見出さない人はたぶんいないでしょう。
しかしその刃の先は本当は誰に向いているのか。
就活を題材にとるだけでも画期的だと思ってしまうんですよ。それだけにとどまらないミステリ・エンタメとしての面白さ。天才か。