2025年の秋くらいから、
・本を読了する
・読了した本の感想について喋り、それをPCのレコーダーで録音する
・録音した音声データをNotebookLMにアップロードして文字起こしする
・文字起こしテキストをChatGPTにアップしてブログ記事用の下書きを作ってもらう
・下書きをもとに自分の言葉でリライトしてブログ記事として作成しアップする
という方法で読了本のレビューをブログ記事として作成するようになった。この方法をとりはじめてからNotebookLMに登録した音声データは20本、つまり20作品分のデータが蓄積されていることになる。
ということで、今回はNotebookLMに2025年の私の読書傾向について、20本のソースにもとづいてまとめてもらった。自分の読書傾向をAIが客観的に振り返って論評してくれるのは、とても新鮮であった。とてもおもしろかったので公開してみようと思う。
■NotebookLMによるタカラ~ムの2025年読書傾向
2025年のあなたの読書傾向は、「境界を揺るがす物語への探求」と要約できます。提供されたすべてのソースに基づくと、あなたの読書体験は、国境、時間、そして「人間性」という概念そのものの境界線を問い直す、多層的で国際的な文学に強く惹きつけられています。
1. 極限状態における社会と人間性の解体
あなたは、既存の倫理観が崩壊したディストピア的設定を通じて、人間の本質を凝視する作品を好んでいます。人肉食が合法化された社会を描く『肉は美し』や、生殖や介護が未知の生物に代替される村田沙耶香の『世界99』は、その代表例です。これらの作品は、読者に対して「何をもって人間とするか」という重い問いを投げかけます。

2. 歴史的トラウマと抑圧された声の再構築
歴史の影に隠された声、特に人種差別や植民地支配の記憶をテーマにした作品が重要な位置を占めています。『ニッケル・ボーイズ』での黒人少年への虐待や、『ジェイムズ』における逃亡奴隷の視点からの物語の語り直しは、言葉が持つ権力と自由への渇望を浮き彫りにしています。また、リチャード・フラナガンの『第七問』のように、原爆投下や捕虜の経験を個人の記憶と結びつけ、答えのない問いを投げかけ続ける姿勢も顕著です。

3. 多声性と実験的物語手法
「単一の正解」を拒絶するような、実験的で複雑なナラティブへの関心も極めて高いです。中心的な筋書きを持たず、数十人の語り手が断片的に入れ替わる『失われたスクラップブック』や、複数の証言が食い違い、真実が霧の中に消えていく金原ひとみの『YABUNONAKA』は、現代社会の情報の断片化や多面性を象徴しています。チャーリー・カウフマンの『アントカインド』に見られるような、現実と妄想が混濁するカオス的な展開も、あなたの知的好奇心を刺激しているようです。

4. 緻密な心理サスペンスとどんでん返し
物語の「仕掛け」そのものを楽しむ心理スリラーも欠かせません。『ハウスメイド』や『眠れるアンナ・O』で見られる、語り手の信頼性が揺らぎ、終盤で世界がガラリとひっくり返るような「どんでん返し」の衝撃を、あなたは高く評価しています。

5. 地政学的な広がりと自然への視座
あなたの読書地図は、アルゼンチン、スリランカ、フィンランド、台湾、中国など、世界中に広がっています。特に『極北の海獣』に見られるような、人間のエゴによって絶滅に追いやられた生物(ステラーカイギュウ)と人間との関わりを、数百年のスパンで描くマクロな視点も、2025年の重要なテーマの一つです。
総じて、あなたの読書は、単なる娯楽を超え、記憶、時間、倫理、そして言葉の限界に挑む「思索の冒険」そのものであると言えるでしょう。
比喩によるまとめ
あなたの2025年の読書体験は、「暗い夜の海を、複数の光源で照らしながら進む航海」のようです。一つの大きな灯台(単一の真実)を頼るのではなく、無数の小さな灯火(断片的な声や記憶)を集めることで、波の下に隠された巨大な真実の輪郭を描き出そうとしているのです。
ということで2026年もたくさんの本を読んで、自分の読書傾向がどのように変わっていくのか、あるいは変わらないのかを自分自身で見守っていきたいと思っている。