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カウンター周りをスッキリさせるプレミアムデザインのPOSが登場! |
日本HPは25日、都内にて「プレミアムデザインのPOSシステム新製品発表会」を開催し、革新的で汎用性のあるデザインや性能、セキュリティーを備えたオールインワンのPOSシステム「HP ElitePOS」を発表した。
店舗のデザインに合わせたカスタマイズが可能なほか、デジタルサイネージやタッチパネルを使ったキオスク端末としても利用可能としている。
HPのPOSは世界第2位のシェアがあり、日本でもスターバックスコーヒー ジャパン(スタバ)への導入実績を持つ。今回はHP ElitePOSが作り出す世界感と製品について紹介していく。
![02](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/a/9/a94cdcc6-s.jpg)
現在の小売業界では、実店舗とEC(電子商取引)サイトを組み合わせたオムニチャンネル化したビジネスが成長しているという。実店舗があるときはカタログとして機能し、或いはECサイトで調べた製品を実店舗で購入するというケースもある。
また、店舗はSNS投稿をしたくなる空間作りや、ブランドイメージ作り、価値体験を重要視する。結果、ECサイトとあわせて顧客満足度の向上につながる、
ECサイトは最新のテクノロジーの導入は容易だが、店舗は内装だけではなくITに直結する端末のデザインも重要であるとしている。
![03](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/d/5/d5cb9ffb-s.jpg)
そこでHPは、進化する店舗の実態にあわせた美しくシンプルなPOS端末を開発。ベースはAll-in-One PCで、プリンターやICカードリーダー、カスタマーディスプレイを必要に応じて追加できるように設計されている。
![04](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/2/e/2ea4b4c2-s.jpg)
ディスプレイ部分がPOS本体で、そのなかには第7世代のインテルCPU(CeleronおよびCore i3・i5)を搭載する。設置場所に合わせた回転スタンドやVESAマウントで壁面に設置することも可能だ。
![05](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/d/b/db7ab89d-s.jpg)
店舗にあわせた方法で設置が可能で、キャッシュドロアに乗せて使う従来のPOSレジタイプや、カウンター内にキャッシュドロアを設置しカウンターをスッキリさせる使い方もできる。
![06](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/4/2/424e52c0-s.jpg)
![07](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/4/b/4b4bd947-s.jpg)
![08](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/1/f/1f6c07d3-s.jpg)
設置の事例として、サイネージを兼ねたディスプレイと組み合わせた設置やシンプルなカウンタースペースの運用方などが紹介された。
![09](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/1/6/16609ca6-s.jpg)
![10](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/8/e/8e252702-s.jpg)
またディスプレイを壁面に設置したサイネージや、イベントでのキオスク端末としての利用イメージも紹介。会計用のPOS端末だけではなく、ショールームでの製品紹介などさまざまな活用ができるとのことだ。
![11](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/6/c/6c378b55-s.jpg)
業務として使用するため、信頼性と耐久性にも力を注いでいる。米軍調達基準「MIL-STD」テストにも適合する高い信頼性や少量の液体がこぼれてもデバイス外へ誘導するデザイン、効率的な冷却機構などいろいろな設置環境に対応するよう設計されているという。
![12](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/f/1/f131fc7c-s.jpg)
製品や顧客情報にアクセス可能な重要な端末だけに、セキュリティも重要だ。セキュリティ侵害はPOSシステムから侵入するケースが増えているということで、マルウェア攻撃が発生した場合は業界初の自己修復型BIOS「HP Sure Start Gen3」とファームウェアエコシステム「HP BIOSphere Gen3」で、デバイスを修復、復旧が可能としている。
このシステムはマルウェアによる攻撃だけではなく、なんらかの原因でシステムがクラッシュしてしまった場合でも復旧が可能だという。希望小売価格は「HP ElitePOS Model 141」が150,000円から。
オプションは「HP ElitePOSトップマウント 2 x 20カスタマーディスプレイ」32,000円、「HP ElitePOS Serial/USBサーマルプリンター」38,000 円、「HP ElitePOS 2Dバーコードスキャナー」30,000 円、「HP ElitePOS 指紋リーダー」25,000 円、「HP ElitePOS ベーシック I/O接続ベース」38,000 円など(金額はすべて税抜)。
![13](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/2/1/214ef792-s.jpg)
店舗での利用イメージ
![14](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/f/9/f902bc24-s.jpg)
会計時の金額は、ディスプレイヘッドに取り付けるHP ElitePOSトップマウント2×20カスタマーディスプレイのほか、セカンドディスプレイに表示することも可能だ。
![15](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/6/2/622a4088-s.jpg)
バーコードリーダーは、スティック状でシンプルなデザインをしている。
![16](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/7/d/7d09bb69-s.jpg)
スタンドを兼ねたHP ElitePOS Serial/USBサーマルプリンターは、プリンターを別途設置する必要がないためカウンターの美観を損ねることがない。写真はロール紙交換のカバーを開いたところ。
![17](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/c/f/cfcb7bee-s.jpg)
ディスプレイヘッドの側面にはクレジットカードや会員証を読み込むためのスキャナーがある。
![18](https://livedoor.blogimg.jp/smaxjp/imgs/d/a/da872568-s.jpg)
サイネージとして壁面に取り付けた例。タッチパネルで商品の価格や在庫を事前に調べておくことができる。
今や日用品や生鮮食品も送料無料のネット通販で購入可能だ。一方で、実店舗は企業やブランドのイメージ作りの場でもあり、顧客は購入相談や会計をして商品を受け取るという購入の満足度を味わう機会でもある。
POSと言えばコンビニエンスストアや家電量販店などで見かけるベージュの大きな端末というイメージだが、店舗によってはマイクロソフトの「Surface Pro」やノートPCを使用しているケースもある。そう言えばスターバックスコーヒーのPOSレジは黒いディスプレイの端末だったなと言うことを思いだした。次に行ったときはPOS端末も良く見てみようと思う。
記事執筆:mi2_303
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