メディタブ同士でガチンコ勝負! |
NTTドコモから発売中のAndroid 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS)搭載の7インチタブレット「MEDIAS TAB UL N-08D」(NEC製)は、春モデルとして発売された「MEDIAS TAB N-06D」(NEC製)が全部入りだったのに対し、防水やFelicaなどの機能を省き、薄さと軽さを重視したモデルとなっています。
この二台は今後も併売されるとのことですが、今回は二つの違いについてチェックしていきたいと思います。
N-06D(左)の背面デザインはまっすぐにフラットな形状をしていますが、N-08Dは丸みを帯びたデザインになっています。また、赤外線ポートとFelicaマークがN-08Dにはないです。
N-06Dは防水端末のため、各種端子にカバーで閉じることができますが、N-08Dは防水には対応していないため、がっちりした防水仕様のカバーが付いていません。さらにmicroUSB端子にはカバー自体がなくむき出しの状態です。
さらにN-06Dは縦に持った際にアンテナが邪魔になりやすい位置にあります。microUSBケーブルを接続しているとカバーが邪魔で電源ボタンが押せないといった問題点もありますが、N-08Dではその辺りの見直しがされています。
本体上部のN-08Dには3.5mmイヤフォンジャックと電源ボタン、音量ボタンが配置されていますが、N-06Dは何もないフラットなデザインになっています。
また、左側面N-08Dは、miniUIMスロット、卓上ホルダ用の接点、ストラップホールが配置されています。N-06Dはそれらに加えて3.5mmイヤフォンジャックも配置されていて、ストラップホールの位置が逆となっています。縦に持ったときにはN-08Dの方が使いやすい印象です。
今回は、N-06DとN-08Dの外観的な違いをチェックしてみました。全部入りのN-06Dと機能を絞ったN-08Dということで、サイズや防水機構など、そもそも仕様が違う点もあるのですが、ボタン位置なども改良が施されていて、使いやすさが進化した印象を受けました。
また、N-08DはICS標準仕様のためセンサーキーやハードキーなく、本体下部の広いスペースは一見すると無駄に見えますが、反面手で持つときに安定して持てるのでむしろ好印象でした。
次回は、内蔵コンテンツや機能について比較レビューをお届けしますのでご期待ください。
記事執筆:ちえ
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