「さすがに、これほど大きな望みを抱いてはいけない」
そう自分に言い聞かせるほど、それは私にとって大それた願いだった。
他人からすれば、さして喜ぶようなことではないのかもしれない。
しかし私にとっては極めて重要なことであり、その成就は確率論でいえば「0.000000001%」という、天文学的な次元の難易度であった。
あまりに高望みで、叶うことが奇跡でしかないような事柄を、真剣に神仏へ請い願うなど、行者の端くれとしていかがなものか。
そんな葛藤が常に心のどこかにあったからこそ、自らの欲のために具体的な「祈願」の祈祷を行うことはしてこなかった。
けれど、「もしも」という淡い想いだけは、ずっと心の奥底に静かに息づいていたのかもしれない。
数日前。
その奇跡ともいえる願いが、現実のものとなった。
しかも、自分でも思いもよらない方法で、それはやってきたのだ。
どれほど想像を巡らせても、決して辿り着けなかったであろう道筋を通って。
その日、私は「こんなことがあり得るのか」という言葉を、心の中で何度連呼したことだろうか。
思い返しても、未だに現実とは思えないほど、鮮烈な奇跡であった。
なぜ、急にこれほどの出来事が起きたのか。
不思議でならない。
あまりに個人的な事象であるため、詳細は伏せさせていただく。
ただ、なぜ今この奇跡が起きたのかを考えると、神仏への信仰を日々の暮らしの中で怠らなかったからだろうか、という思いに至る。
あるいは、強く願いすぎなかったことが、かえって良かったのかもしれない。
「強く願わねばならない」という執着は、時に「今は叶っていない」という欠乏感を潜在意識に刻み込み、かえって好機を遠ざけてしまうこともあるからだ。
今の私には、それくらいしか理由が思い浮かばない。
「さすがに、そんな高望みをしてはいけない」
そんなことはなかったのだ。
奇跡というものは、私たちが思いもよらない時に、ふいにその姿を現す。
皆も、自らの望みを諦める必要はないのかもしれない。
果報は寝て待て。
それは確かに、起こりうるのだ。

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病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
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※不動尊華水供を修法致します。
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