月曜から喉が痛く、関節の節々が痛み、筋肉も痛み、だるくて、食欲もなく……。
ただいまインフルエンザに罹患中です。
5日が経過したので、すでに回復に向かってはいますが……まだ微熱が続いています。
年末年始は、かなりの頻度でインフルエンザにやられます。
もちろん季節柄、インフルエンザが流行する時期ではありますが、行者的な観点から、この時期に一年間たまった「膿み」が吐き出されるのかなあ?なんて妄想をしたりします。
ただ、今年が不幸中の幸いだったのは、明日から始まる冬休みに入る前だったことです。おかげで休み中ずっと床の中で過ごす羽目にはならずに済みそうです。
さて、インフルエンザは、つまり「疫病」ということになります。
祈願・祈祷の願意として『疫病退散』は非常によく祈る対象であることは言うまでもありません。記憶に新しい新型コロナのパンデミックを持ち出すまでもなく、今なお疫病の猛威は人間の生活を脅かしています。
しかし、現代ほどの医学知識がなかった古代から近代の日本において、疫病への恐怖は、今とは比べものにならないほど大きかったであろうと想像します。
せっかくなのでこの機会に、日本で猛威を振るった「疫病」について少し調べてみました。
質問です。
世界規模で見た場合、これまでで最も人間に甚大な被害をもたらした感染症は何でしょうか?
答えはダントツで「天然痘(疱瘡:ほうそう)」です。
20世紀だけで死者数は3億人にのぼるとされています。しかも天然痘はエジプトのミイラ(紀元前1000年頃)からその痕跡が見つかっており、長期にわたり人間を苦しめ続けたウイルスです。
他にはペスト(黒死病)が14世紀のパンデミックで推定7500万人~2億人、スペイン風邪(H1N1型インフルエンザ)が1918年~1919年に約5000万~1億人の命を奪いました。
これらは人類史上甚大な被害をもたらした感染症ですが、一時的なパンデミックである点が天然痘との大きな違いです。
ちなみに天然痘(疱瘡:ほうそう)は、日本でも平安時代から江戸時代まで複数回流行があり、特に8世紀の『天平疫病大流行』では全国人口の約30%が亡くなったとされています。東大寺の大仏は、まさにこの厄災を鎮めるために建立されました。
さて、ここからが私が言いたかったことなのですが……
疫病は古代~近代において、私たちがどれほど想像してもしきれないほど恐怖の対象だったということです。
そして過去に疫病退散を祈念した行者たちは、その恐怖の対象を退散すべく祈っていたということです。
「疫病退散……軽く考えるなかれ」
そんな声が、メッセージが今回のインフルエンザの罹患にあったように感じたのだ。
私が現在罹患しているインフルエンザは、上述のように、もともとはスペイン風邪と呼ばれ、たった2年で約5000万~1億人の命を奪った。
それを退散させるために生まれたのが「疫病退散」という祈祷なんだぞ?分かってるのかお前は?……という声。
祈祷において行者は肩に力を入れるのは良くないとされる。それは自分の力でなんとかしようという「過ち」を犯さないための戒めであるのは確かにそうなのだが、願意を軽々しく扱っていいという意味ではないという戒めも又、あると思うのだ。
ということで、当院には疫病退散のために描かれた「摩多利神曼荼羅」がある。大般若理趣分でこれを拝まねばと強く思っている。

祈願のお申込みについて
本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。
当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。
荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。
商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです
病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
文殊菩薩祈願
「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。
光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。
(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)
年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。
※不動尊華水供を修法致します。
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