以下の内容はhttps://ruby-trunk-changes.hatenablog.com/entry/ruby_trunk_changes_20260130より取得しました。


ruby-trunk-changes 2026-01-30

今日は Windows 環境でのビルドプロセスの修正や T_TYPEDDATA 型オブジェクトの ObjectSpace.memsize_of の不具合修正、ZJIT の最適化の強化などがありました。

[6d07151eb1] Nobuyoshi Nakada 2026-01-28 06:55:05 UTC

.gitattributes に git diff 時に *.bat ファイルと *.cmd ファイルの改行コードの違いを無視させるように指定を追加しています。

[1cc2e68fdc] Nobuyoshi Nakada 2024-11-22 01:19:46 UTC

Windows 版の win32/configure.bat で引数つきのオプションの解析機能を改善して引数をダブルクオートで括っていた時の対応を追加するなどの機能拡張をしています。

[6cc209600d] Nobuyoshi Nakada 2026-01-28 04:12:02 UTC

引き続き win32/configure.bat の機能拡張。configure との互換性を高めているのではないかと思われます。

[b5ecfd1eba] Nobuyoshi Nakada 2026-01-28 06:53:15 UTC

Windows 版のビルドプロセスで VC のターゲット/ホストのアーキテクチャによるツールチェインの選択が必要になったのでそれに対応できるようにしているようです。

[fbff0c936c] Jeff Zhang 2026-01-29 18:00:13 UTC

ZJIT でブロック渡引数を持つメソッドの呼び出しの最適化のための getblockparamproxy 命令でブロックが渡されていなかった時に対応して side-exit せず JIT コンパイルが有効になるようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15986

[33d828470b] Max Bernstein 2026-01-29 18:02:33 UTC

ZJIT の中間表現 HIR に HasType という命令を追加して、メソッドの receiver が呼ばれる都度クラスが変化するような箇所でも最適化した JIT コードを生成できるように機能拡張しているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15949

[b51a112688] Benoit Daloze 2026-01-29 19:12:01 UTC

rubyspec の IO::Buffer.map のテストを Windows で skip していたのを OpenBSD でも skip するようにしています。

[acc414572c] Max Bernstein 2026-01-29 19:24:38 UTC

2d5460e4d78032584dbf261259a8b05b856dffdf の ZJIT でブロック渡しのあるメソッド呼び出しの inline 化できる範囲を増やしているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15998

[cfa3a4a7d1] Alan Wu 2026-01-29 19:59:33 UTC

ZJIT の中間表現 HIR の GuardAnyBitSet, GuardNoBitsSet 命令のデバッグ用のダンプする時の表示を強化しています。

[d9cc3c278b] Aaron Patterson 2026-01-29 20:43:01 UTC

ZJIT の HIR から低レベル中間表現 LIR を生成する時に不要な PadPatchPoint 命令を生成するのを抑制しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15974

[457bb11aa5] Peter Zhu 2026-01-27 02:20:38 UTC

GC の mmtk 実装に GC.stat の統計情報の :weak_references_count 項目の対応を追加しています。

[91619f0230] Jean Boussier 2026-01-28 12:39:33 UTC

ヒープからのメモリの解放時に ruby_sized_xfree() では解放するつもりのサイズも渡して統計情報を更新しますが、デバッグビルド時にそのアドレスの確保時に指定されたサイズと一致しているかのチェック機能を追加しています。これによりみつかった誤ったサイズ指定で xfree() を呼んでたところや文字列オブジェクトのバッファサイズ管理の潜在的な不具合を修正しています。

[5fec5456b9] Kevin Menard 2026-01-29 23:24:50 UTC

ZJIT で VM 命令 invoke_super で呼ぶ親クラスメソッドが C 実装のメソッドの時にも最適化できるように拡張しているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15993

[ef583c93eb] Luke Gruber 2026-01-29 23:34:30 UTC

オブジェクトの slot を確保する時に slot 内を 0 初期化する処理で 0 埋めから除外する領域を struct RVALUE のサイズから struct RBasic のサイズに変更(縮小)しています。 T_TYPEDDATA 型オブジェクトで未初期化の状態で ObjectSpace.memsize_of を呼ぶと異常終了する不具合を修正しているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/16002 [ruby-core:124638] [Bug #21854]

[5068fe85e6] Hiroshi SHIBATA 2026-01-30 00:25:42 UTC

標準添付ライブラリ resolv のバージョンを 0.7.1 に更新しています。

[604090cb8e] git 2026-01-30 00:27:11 UTC

NEWS の default gems のバージョンリストの resolv のバージョンを 0.7.1 に更新しています。

[0d66488f82] Peter Zhu 2026-01-29 22:18:05 UTC

GC の default 実装の GC.stats の不要になった :weak_references_count 項目を削除しています。

[25d91f4673] "dependabot[bot]" 2026-01-30 02:03:09 UTC

GitHub Actions の workflow で利用している actions/cache アクションのバージョンを更新しています。

[edc132c399] "dependabot[bot]" 2026-01-30 02:04:03 UTC

GitHub Actions の独自アクションで利用している actions/cache アクションのバージョンを更新しています。

[9bf8aaa264] Hiroshi SHIBATA 2026-01-27 01:17:12 UTC

bundler のテストで ruby 本体のリポジトリ内でのテスト時にソースディレクトリを一時ディレクトリ置き場として指定するのをやめる変更のリトライ。

[5911a5231e] Hiroshi SHIBATA 2026-01-30 02:01:49 UTC

bundler のテストで ruby 本体でテストする時に一時ディレクトリに利用される /var が macOS では symbolic link になっているためにファイルパスの比較などでテストが失敗することがあるみたいで File.realpath で実際のファイルパスに変換したうえで TMPDIR に設定しなおすようにしています。

[dddb651118] Nobuyoshi Nakada 2026-01-30 12:07:59 UTC

lldb 用のコマンド拡張の misc/lldb_rb/utils.py で NODE 型のチェック方法を修正しています。




以上の内容はhttps://ruby-trunk-changes.hatenablog.com/entry/ruby_trunk_changes_20260130より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14