以下の内容はhttps://ruby-trunk-changes.hatenablog.com/entry/ruby_trunk_changes_20251209より取得しました。


ruby-trunk-changes 2025-12-09

今日は主に TracePoint 関連の不具合修正や rubygems と bundler のバージョン更新などがありました。

[956f8d490c] Stan Lo 2025-12-08 16:36:45 UTC

ZJIT の C の関数呼び出しでスタックポインタをスタックに保存する処理が冗長に 2回行われていたのを解消して 1回だけ保存するように修正/最適化しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15448

[fd45496f91] Max Bernstein 2025-12-08 16:59:27 UTC

doc/jit/zjit.md に ZJIT を使ったビルドの方法やコマンドラインオプションについての説明を追記して、NEWS のエントリからのリンクも追加しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15449

[bd752290e7] Koichi Sasada 2025-12-08 15:50:32 UTC

65995c22f892e103fdf2601fdccd0202483a4fca で標準添付ライブラリ timeout の Ractor.shareable 関連のテストを Intel/Mac で実行しないようにしていたのを revert しています。

[e61b79b384] Nobuyoshi Nakada 2025-12-08 05:02:08 UTC

struct RBasic::flags のビットフラグの定数 RUBY_FL_EXIVAR の deprecated のためのビルド時の警告メッセージの typo 修正。

[90a9b64238] John Hawthorn 2025-12-05 00:13:59 UTC

clang の最適化により Ractor に対応する rb_execution_context_t を取得するときに rb_current_execution_context() では native thread ごとの値がキャッシュされてしまい thread 切り替え後に誤った値を使って異常終了になってしまうことがあったようで、ractor_lock() や ractor_unlock() といった関数で rb_current_ec_noinline() というインライン化を抑制して ec を取得する関数を利用するようにしています。

[66bda73190] Étienne Barrié 2025-12-08 21:58:35 UTC

IO::Buffer のテストから未使用の変数代入を削除しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/15451

[55ea3ec00f] Peter Zhu 2025-12-07 17:43:44 UTC

2e828dd98feeec5bab5ea85f0661638524004a01 で IO::Buffer#get_value の 128-bits の変数の扱いの aliasing の警告抑制のために導入した共用体の宣言を internal/numeric.h に移動して numeric.c の rb_int128_to_numeric() という関数でも利用するようにしています。

[ca8630b636] Hiroshi SHIBATA 2025-12-08 06:33:54 UTC

rubygems で bundler のインストールする際に bin/bundle の実行ファイルのみインストールして他の実体は default gems の添付されているものを利用するように? しています。

[09f8b8e3ad] Benoit Daloze 2025-12-08 10:40:32 UTC

bootstraptest の Ractor のテストに Ractor.shareable_proc のテストを追加しています。

[39a3b88659] Benoit Daloze 2025-12-08 10:42:12 UTC

bootstraptest の Ractor.shareable_proc のテストのコメントを修正しています。

[4cb3a61b5e] Benoit Daloze 2025-12-08 10:47:03 UTC

bootstraptest の Ractor のテストで変数の使いまわしをやめています。

[007a70a15c] Benoit Daloze 2025-12-08 11:03:44 UTC

bootstraptest の Ractor のテストの Ractor.make_shareable に Proc オブジェクトを渡した時に渡したオブジェクトに破壊的変更を行うことを確認するテストを追加しています。

[55668d7484] John Hawthorn 2025-12-06 00:13:23 UTC

TracePoint の対象とするイベントのフラグを更新する時に誤って既存のフラグをクリアしてしまう不具合を修正しています。

[de94f88c68] John Hawthorn 2025-12-03 08:06:03 UTC

TracePoint のイベントフックを Ractor 毎に管理していたのを GC 関連の内部的に利用しているフックを rb_vm_struct 構造体の global_hooks というメンバーを追加してプロセス(VM)全体で統一して管理するようにしています。

[576acb9502] yui-knk 2025-12-06 07:02:49 UTC

parse.y で FORWARD_ARGS_WITH_RUBY2_KEYWORDS という既に使っていないマクロでの preprocessor 分岐を削除しています。

[056997cbcd] yui-knk 2025-12-09 00:05:45 UTC

parse.y で利用している struct rb_args_info という構造体の ruby2_keywords というメンバーは既に利用がなくなっていたので削除しています。

[fab94ecd34] Benoit Daloze 2025-12-05 12:04:34 UTC

bundler で bundle コマンドを無引数で実行した時のメッセージの変更をしています。また bundle install 時にも Gemfile がなかったらヘルプメッセージ表示に fallback するように変更しています。

[19172d64eb] Benoit Daloze 2025-12-08 11:24:03 UTC

bundler の bundle コマンド実行時のメッセージのヒアドキュメントにインデント除去つきヒアドキュメントを使ってメッセージが不要にネストしていたのを修正しています。

[12c16f9ded] Edouard CHIN 2025-12-08 16:39:34 UTC

bundler が bundle install 時に実行ファイルを一度は作成するけどすぐに消してしまうという不具合? を修正しています。

[71354a9879] Kevin Newton 2025-12-08 13:26:28 UTC

prism の pattern match の Hash パターンの文法での位置情報の保持を修正しています。

[cbf39c3be5] Kevin Newton 2025-12-08 13:37:52 UTC

prism が構文エラーになるようなスクリプトを parse した結果の Node に位置情報が NULL で入っているとクラッシュする可能性があるのでダミーの値を入れるような workaround 的な修正をしています。

[268cbb29c7] Kevin Newton 2025-12-08 15:07:39 UTC

prism の構文木の node をトラバースする処理の再帰が誤って止められていたところがあった不具合を修正しています。

[59314911a1] Kevin Newton 2025-12-08 15:18:42 UTC

prism でヒアドキュメント内に式埋め込みでさらにヒアドキュメントがその中にあった時の不具合を修正しています。

[25f277abe4] hi 2025-12-05 14:56:32 UTC

gc.c と gc.rb のコメントの英文の typo 修正。

[79c57d747f] Hiroshi SHIBATA 2025-12-09 08:22:03 UTC

いくつかコメントの typo 修正しています。 misspell というコマンドで検出しているみたいです。

[99133a66f3] Benoit Daloze 2025-12-08 12:11:55 UTC

標準添付ライブラリ net/http で拡張ライブラリ socket の TCPSocket#initialize がキーワード引数 open_timeout をサポートしているかどうかのチェック方法を、一度呼んでみて ArgumentError を捕捉するという方法から instance_method + parameters という方法を使うことで $DEBUG=true 時の例外発生に伴なうメッセージが出ないようにしています。 https://github.com/ruby/net-http/pull/224

[ee6784f289] Nobuyoshi Nakada 2025-10-20 04:30:46 UTC

box.c の Ruby::Box の拡張ライブラリ対応で共有ライブラリをコピーを作る実装を stdio を使わず低レベルのシステムコールを利用する実装に変更しています。

[8d1eafa7a7] Nobuyoshi Nakada 2025-11-11 15:37:27 UTC

box.c で拡張ライブラリの操作に関するエラーメッセージを組み立てる関数で snprintf() を使っていたところを strlcpy() を使うようにシンプルにしています。また最終的なエラーメッセージでファイルパスが2重に表示されていたので削っています。

[875c4c7dfd] Hiroshi SHIBATA 2025-12-09 04:51:04 UTC

bundler のバージョンを 4.0.1 に更新しています。

[0da74e0aa0] Hiroshi SHIBATA 2025-12-09 04:51:05 UTC

rubygems のバージョンも 4.0.1 に更新しています。

[4b8e48a362] git 2025-12-09 12:10:58 UTC

NEWS の default gems のバージョンリストの RubyGems と bundler のバージョンも更新しています。




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