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ruby-trunk-changes 2025-07-11

今日は ZJIT の中間表現のチェックの強化や拡張ライブラリ socket の不具合修正などがありました。

[bd18238a0e] Janosch Müller 2023-04-13 18:43:06 UTC

正規表現の \p{word} や [:word:] などの文字クラスの joint_control プロパティをもつ Unicode の文字へのマッチ時の不具合を修正しています。 [ruby-core:112223] [Bug #19417]

[cdeb9c4d70] Misaki Shioi 2025-07-10 12:35:13 UTC

拡張ライブラリ socket の AddrInfo.getaddrinfo のキーワード引数 timeout が効いていなかった不具合の修正。また Socket.tcp の fast_fallback に false を指定していた時の不具合も修正しているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13803 [ruby-core:122698] [Bug #21506]

[800de9891e] Nobuyoshi Nakada 2025-07-10 12:39:40 UTC

rubyspec の Unicode の join_control に関するテストのバージョンの上限を引き上げています。 [ruby-core:112223] [Bug #19417]

[a1acba6d14] BurdetteLamar 2025-07-09 18:59:39 UTC

String#codepoints の rdoc 用コメントにサンプルとリンクを追記しています。

[51252ef8d7] Burdette Lamar 2025-07-10 14:40:49 UTC

String#concat の rdoc 用コメントを別ファイルに切り出して :include: タグで取り込むようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13836

[1fb4929ace] Jean Boussier 2025-07-10 10:38:15 UTC

複数 Ractor 利用時の Encoding の拡張ライブラリを自動的にロードする処理の排他のため構造体 struct rb_encoding_entry にメンバーを追記してロード処理を排他するようにしています。

[9d41541b0c] Peter Zhu 2025-07-08 13:50:50 UTC

GC の default 実装で ASAN 用のマクロや valgrind 用のマクロで Modular GC で拡張ライブラリとしてビルドする時に無効化するためのマクロ定義でなにもしないようにするための展開をコンパイラの警告抑制するため (void) のキャストや冗長な演算子を追加したりしています。

[9ab80a7455] Takashi Kokubun 2025-07-10 19:08:09 UTC

ZJIT の Kernel#eval でローカル変数を操作した時の不具合を修正しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13840

[214983bd9b] Ken Jin 2025-07-10 19:11:54 UTC

ZJIT で不要コードを削除する最適化で誤った削除をしないようにするためのチェック機構の追加をしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13814

[b1828cbbfe] Takashi Kokubun 2025-07-10 20:40:40 UTC

ZJIT の LIR に PatchPoint という命令? を追加して組み込みメソッドのインライン最適化の脱最適化のための仕組みを実装しているようです。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13850

[45be0e99a8] Max Bernstein 2025-07-10 14:47:45 UTC

ZJIT の不具合検出のための HIR のチェックを強化しています。

[470e11a411] Max Bernstein 2025-07-10 19:13:22 UTC

ZJIT の HIR の Snapshot 命令を出力を持つ命令として定義を修正しています。

[6c66458070] John Hawthorn 2025-07-09 20:25:53 UTC

複数 Ractor 利用時に子 Ractor で Kernel#exit を実行するとハングアップしてしまっていた不具合を修正しています。 [ruby-core:122685] [Bug #21505]

[0e2bae82dc] Takashi Kokubun 2025-07-11 01:12:29 UTC

ZJIT の Rust 実装で panic で異常終了する時にかわりに rb_bug() で異常終了させるようにする処理で環境変数 ZJIT_RB_BUG が設定されてなければ rb_bug() を呼ばないようにしていた時に、ZJIT_RB_BUG を設定するように促すメッセージを表示するようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13852

[a02dcbfd46] Luke Gruber 2025-07-10 16:27:54 UTC

Module.gccct_clear_table というクラスメソッドの定義を削除しています。Namespace の追加時にデバッグ用のものがまぎれこんでいたようです。

[0058bee57e] Misaki Shioi 2025-07-11 05:47:18 UTC

拡張ライブラリ socket の rb_getaddrinfo() で構造体 struct getaddrinfo_arg のメンバーをメモリ解放後に参照する可能性があったのでローカル変数に対比しておいて使うように修正しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13856

[1317377fa7] Alan Wu 2025-07-07 13:08:54 UTC

ZJIT の arm64 バックエンドの時の sp の加減算の実装を最適化? しています。

[b2fdd26417] Yusuke Endoh 2025-07-11 03:32:42 UTC

doc/_regexp.rdoc の正規表現についてのドキュメントに後読み(lookbehind)のパターンの制約について追記しています。ちょっとよくわかってないですが後読みパターンのなかにさらにグループ化がネストしている時にその中のパターンが可変長の文字列にマッチするようなパターンにすることはできない、ということかな? チケットのほうを読むとトップレベルでも x+ のように可変長の数量子は使えないみたいですけど。 (a|bc) の場合は最大長が分かっているからいいということかな。 [ruby-core:122722] [Bug #21507]

[08d4f7893e] Jeremy Evans 2025-06-29 00:07:00 UTC

Set の実装に使う set_t の関連の関数の名前を set_* から settable_* と改名しています。

[2ab38691a2] Jeremy Evans 2025-06-29 00:09:24 UTC

組み込みクラス Set のインスタンス操作のための C API を追加しています。

[0b23a8db60] Jeremy Evans 2025-06-29 03:03:47 UTC

2ab38691a2683c992bf2886159094afd5e461233 に対応して common.mk や各種 depend ファイルの依存関係の記述を再生成しています。

[9760ec6f57] Nobuyoshi Nakada 2025-07-11 08:32:17 UTC

String クラスの rdoc 用のスクリプト string.rb を doc/string.rb に移動しています。

[12d44dbc49] Nobuyoshi Nakada 2025-07-11 10:45:37 UTC

Ractor 内で require した時の main Ractor で require 実行させて待つための関数でコールバック関数の呼び出しをまたいで構造体 struct cross_ractor_require のメンバーの値が変化しない前提になってたのを修正して、事前にメンバーの値をローカル変数に取っておくようにしています。




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