今日は主に標準添付ライブラリ openssl の機能追加や prism の不具合修正、Random で利用する乱数取得の実装の Linux での判定の不具合修正などがありました。
[d31d62d685] Nobuyoshi Nakada 2025-06-20 11:35:50 UTC
並列テストで子プロセス worker がデッドロック? などで止まってしまった時にデバッガでバックトレースを出すための EnvUtil::Debugger クラスで一度出力したら重複して出力するのを抑制するようにしています。
[b6babd9a07] Hiroshi SHIBATA 2025-06-20 16:52:45 UTC
ZJIT の Rust 実装のコメントおよびテストのエラーメッセージの typo 修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/13665
[444b94c087] Kazuki Yamaguchi 2025-06-19 17:08:36 UTC
拡張ライブラリ openssl で配列のインデックスを受けるループ変数の型を int から long に修正しています。
[0d75dd1f47] Kazuki Yamaguchi 2025-06-02 17:30:28 UTC
拡張ライブラリ openssl の OpenSSL::SSL::SSLContext#ciphers= および #ciphersuites= の rdoc 用コメントに TLS バージョンについての言及を追記しています。
[112ba70647] Kazuki Yamaguchi 2025-06-03 06:00:43 UTC
拡張ライブラリ openssl に OpenSSL::SSL::SSLContext#sigalgs= および OpenSSL::SSL::SSLContext#client_signals= というメソッドを新規追加しています。一瞬 signals と空目しますが sign algorithms の略でしょうかね? 署名に使うアルゴリズムを指定する文字列を指定するようです。サンプルはテストコード参照。NEWS にも追記が欲しいですね。
[1d94a9e1a4] Jeremy Evans 2025-06-20 00:27:11 UTC
prism で PM_CONSTANT_PATH_NODE という AST のノードのキーワード引数部分での処理が漏れていたのを修正しています。
[6602a08aa5] Max Bernstein 2025-06-21 00:15:05 UTC
ZJIT の asm のダンプ時のコメントの出力箇所の調整? https://github.com/ruby/ruby/pull/13662
[dbc596938a] Nobuyoshi Nakada 2025-06-21 04:14:42 UTC
gc/default/default.c で tick_t の型定義のコメントをその preprocessor 分岐の中に移動しています。
[1181a682a6] Nobuyoshi Nakada 2025-06-21 07:52:16 UTC
Random.urandom の実装でシステムコールの getentropy(2) を利用するのは getrandom(2) というシステムコールがない時だけにするよう条件を調節しています。チケットのほうをみるとややこしいことに getentropy() は OS によってシステムコールだったりライブラリ関数だったりするようで、ライブラリ関数の場合結局 getrandom(2) を呼んでたりするのでここで意図している用途ではないので使いたくないため。Linux では syscall() で渡す定数の有無でシステムコールがあるか判定できるのでそれで判定するようにしています。getentropy(2) がシステムコールなのは macOS だけ? のようです。 [ruby-core:122562] [Bug #21448]
[0cec4a14fb] Kazuki Yamaguchi 2025-06-20 10:21:55 UTC
Random.urandom の実装の再修正で arc4random_buf(3) による実装を利用する条件に BSD 系の OS であることとそのバージョンのチェックを追加しています。 Linux での対応のための修正とのことです。