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『ロストランズ 闇を狩る者』~面白いとは言わないまでも”退屈はしない”ことの偉大

『ロストランズ 闇を狩る者』を観てきました。

劇場で予告映像をみるにつけ、「さすがにこれは観なくていいや」と思ってたんですが、急にシンプルなダークファンタジーを観たくなった次第です。


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 民衆を搾取し圧政を敷いている悪い王国があって、魔女グレイ・アリスは民衆に人気があるので迫害されている。ある日アリスのもとにお忍びで女王がやってきて「魔力を手にいれるために魔物を手に入れてほしい」という依頼を受ける。しかし、その直後に女王の側近から「女王の願いをかなえないでほしい」という依頼を受け、同時にそれも引き受ける。アリスは酒場でハンターのボイスを雇い、魔物を狩るためにロストランズに向かう。というような話。

 

 悪い女王とその側近から両立不可能な依頼を引き受けた魔女、という設定は大変に面白いと思ったんです。なるほどこの「あちらを立てればこちらが立たず」の問題をどう解決するか、を主な関心事としてこのドラマを観ていけばいいんですね、と物語世界に乗ります。

 びっくりしたのは、その二律背反がどう解消したのか、物語が終わってもいまひとつよく分からなかったこと。

 

 おまけに敵キャラも、強そうに見えるわりにはわりと弱いし、せっかくいい人だった宿屋の経営者ふたりも殺され損だし、重々しく出てくる古い時計がなんだったのかもよくわからないし、「もうちょっとしっかり練ってくれよっ!」と叫びたくなる出来ではあるんです。

 とはいえ、ふつうこれだけ緩いストーリー設計であれば途中で退屈するはずなのに、するすると最後まで観られてしまったうえに、なんとなくちょっとほっこりした気分にすらなって家路についたのは本当にすごいことでした。

つまりは、観客の感情のために抑えるべきポイントは全部正しく押せていたということではあるまいかっ!

 

 さすがに無理に褒めようとまでは思わないんですが、「こんなんだけど退屈はしなかった」という一点において、本当に本当に感動しました。鑑賞者に対して誠実な気持ちを持って作ってないとこうはならないだろう。

 と、同時に「ここまでできるなら、もうちょっと練ればふつうに秀作になるんじゃないの?」という疑問も感じるんですが、それはそれでなんか難しいんですかね。

 

 悪い女王がいて、呪われた魔女がいて、腕のたつ正体不明のハンターがいて、ナチみたいな女軍人がいて、悪巧みをする教会があって。ミラ・ジョヴォヴィッチがいてバウティスタが居て。いいですよね。だいたい満足しましたよ。

(それにしても「欲望のすべてを狩り尽くせ」っていうコピーにはどういう意味があったんだろう?)

 




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