『ズートピア2』を観てまいりました。
一作目が話題になったときに観に行って、「たしかに面白いけど、なんとなく引っかかりが少ない映画でもあるなあ」と思った記憶があります。
そんなわけで内容も忘れているので見直してから行きたかったのだけど、間に合わず、徒手空拳でバタバタと行ってきました。
今20回回しとかやってるので、いつ行ってもほとんど待たずに観られるのすごいですね。
全然違う価値観ながらバディを組むことになったキツネとウサギの刑事コンビは、ズートピアに住んでいるはずのないヘビのゲイリーに出会う。なぜズートピアに爬虫類が居るのか。謎を追ううちに二人は巨大な陰謀に直面する。……というような話。
楽しかったです。
メインプロットではないキツネとウサギのラブ線が意外にも私の心に食い込みました。別になにかするわけでもないんだけど、「なぜかずっと見ちゃうんだよー」っていう恋愛初期の一挙手一投足の楽しさの描写が控え目ながらもしっかりしっかり描きこまれているところが、とっても繊細。
「やっぱりロマンスは目線だな」とニヤニヤしながら見たもんです。ツンデレの王子様役として、実は超優秀なキツネなのでした。
同じ目的に向かって進むバディではあるけれど、「あの子には危険な目にあってもらいたくない。なぜなら大事な人だから」というところで生まれる葛藤構造は、『死霊館』(とくに2)とまったく同じなのが興味深かったです。
「エド、行かないで。あなたがいないと生きていけないの~」のところですね。そこだけ抜くとちょっと笑っちゃうけど、バディものの続編としては、本当によくできていて大好きです。
ディズニーは大統領が変わったとたんに「もうDEIなんかやめます!」とか言ってさっさと軍門に下った印象ばかり残っておりましたが、ズートピア2を観てると、
「どうもこれはイスラエルの無法な入植政策の話をしているよな?」
という思いは当然湧いてくるようになっており、非常に制作現場の頑張りが伝わってくるストーリーでもありました。
その一方で、今どき陰謀論youtuberが「意外と正しいことを言ってた!」という展開は不安も感じるところではあり、映画に出てくるyoutuberの役割ってなかなか難しいものがあるな、と思うのでした。
あと柄本明の天才が伝わってくるので、吹き替えは非常にオススメ。
一作目は2016年でしたか。久しぶりに見直そうと思います。