アーユルチェアのあぐら椅子を買いました。
先に驚愕の事実を提示しておくと、座椅子なのに価格が38,500円。今年一番緊張感ある買い物だった……
座卓暮らしなので、坐禅布団を愛用していたのです。
座り慣れるまでお尻が痛くて苦労したんですが、一度慣れると姿勢を保つのが本当に楽で「これさえあれば今後私の床上生活は一生安泰だ」と固く信じたものです。
ところが、これはこれで毎日何時間も座り続けると、煎餅みたいにぺちゃんこなってきます。中はパンヤなので当然のことなんです。
クッションを重ねたりして工夫しながら使いはするんですが、それでも座面と膝の間の高低差を十分に確保しにくくなってて、膝が痛くなってくる事象が発生(うちの場合は膝に猫も載るので状況はより深刻)
今のペースで座り続けると一年経たずに煎餅になるとして、五千円程度するものを毎年買い替える必要が出てくるということか、という計算に空恐ろしくなりました。
「坐禅布団のように骨盤の角度を矯正して座れるタイプのもので、なおかつもっと長持ちするものってないのだろうか」
と色々探したところ、見つけたほぼ唯一の選択肢がアーユルチェアのあぐら椅子だったのでした。
レビューなど観るに、だいたい使用者の感想は同じで
・メリットは「姿勢の保持は大変快適」
・デメリットは「慣れるまでとにかくお尻が痛い」
という2つ。どちらも坐禅布団に慣れるまでに辿った私の体感と同じなので、イケるんじゃないかなあ、という気はしたのでした。
「それにしても、毎年ひとつ坐禅布団を買い替えても向こう7年先まで確保できてしまう値段の高さはどうなんだ」
というのは本当に悩ましかったです。
かなり悩んだ末、脚の部分は取り外しができて、スツールの脚に取り替えができることから「いずれ座机をやめて、デスクとチェアで仕事をするようになっても使える」という安心感(言い訳?)のもと買うことにしました。
生活スタイルに合わせて脚部分の付け替えができるってのは、結構いいアイディアではあるまいか。
実際使ってみてどうかというと、なぜか思っていたより脚が痺れる。
高さはちゃんと確保できるのだけど、やっぱりなにかが微妙に違っていて坐禅布団のときよりも脚や膝は痺れやすいように感じます。
しかしながら、背もたれならぬ”腰当て”がついているので、ちょっと腰当てにより掛かる感じになって脚を前に投げ出して座ったまま痺れを逃がすことができるのは、なかなか画期的に便利です。(もちろん骨盤を後傾させて座るのは全然本来の使い方ではないけども)
それにともなって、懸念の「慣れるまでとにかく尻が痛い問題」についても、そういうチート的座り方により、ちゃっかり回避できてしまっています。
もちろんちゃんと座るときは、しっかり坐骨で座って腰当てで骨盤を支えれば、「おー、これこれ!」ってなるほど上半身が楽で本当に気持ちがいい。最高。
そんなわけで、購入から一ヶ月ほど毎日使っておりますが、坐禅布団以外で考えると今のところやはりベストの選択ではあったな、と思います。”予想より頻繁に足が痺れる問題”についてだけはもうちょっといろんな可能性を探って行きたいところではありますが、総じてお気に入り。
見た目より重くてびっくりするんだけど、持ちやすい形状ではあるので片手で持ち運べるコンパクトさも非常に便利です。そんなに部屋の中を持ち運ぶわけではないけど、椅子ってあっちにやったりこっちにやったりできたほうが使いやすいので。
しかし「長時間座るための座椅子」っていう選択肢って、もっと色々あっていいような気がするよねえ。