『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』を観てきましたよ。
「ヘルボーイって、赤いロン・パールマンか」などと思いこんでいたら「一体いつの話してるんだ」って言われたりなんかしまして。
調べてみたらヘルボーイがロン・パールマンだったのは20年も前の話でありました。あらやだ、いつのまにそんな年月。
そんなわけでヘルボーイに関してはほとんど何の知識もないようなものですが、それにしてもキャラクターは魅力があるではないですか。
切り取られた角のあとがあって、片腕が異形で、悪魔の尻尾がついていて、身体が大きくて、内面鬱屈気味、となると色々と興味が尽きない設定。

これが、観にいってびっくりいたしました。
やけに暗い画面の中になんとなく思わせぶりなオカルト表現がひたすら積み重ねられていくばかりで、誰が何のためにどこに向かっているのかがわからないまま。
「裸で寝かされていた少年ってなんだったの」とか「合流してきた人はどこから来てどこに行く人なの」とか「冒頭に出てきた蜘蛛のことは探しているの、探してないの」とか「ちょっと教会の地下に潜ってすぐ出てきたのは何の意味があったの」とか。
画面に起こってるほとんどすべてのエピソードの関連性を見いだせないうちに終わってしまいました。
これは、私がせめて前作くらい観てから行かなかったのが悪いのだとすれば多少は反省もしますが、それにしても、もうちょっと因果関係をはっきりさせながら話を進めてくれてもいいのではないか。
せめてもう少し画面が明るければ「ストーリーは何もわからないけどヘルボーイの造形はやっぱり魅力的だよな」という楽しみ方もあったでしょうが、それにしてはちょっと暗いシーンが多かった。
どこをどう掛け違えてエピソードがこんなにバラバラになっちゃったのか、考えつつ久しぶりに過去作を観ようかな、と思ったりしたんでありました。
20年近く前にぼんやり観てぼんやり面白かったような記憶があるのですが、それ以上にロン・パールマンの顔面力に驚いた。