『ミッキー17』を観てきました。
もはや映像の中に同じ人が二人出てきて芝居していてもまったく「不思議」とも「凄い」とも思わなくなってるのって冷静に考えるとちょっと怖いですね。
家に帰ってから「あ、あのアクションシーン、片方はCGってことなのか」とぼんやり思ったりしてました。
……いや、映画のためにこっそり役者のコピーを本当に製作した可能性もあるか(突然の陰謀論)
随所、気が効いてるんです。
エイリアンの、必要以上の気持ち悪さとか、でも動きだけはちょっとかわいいところとか。「うわ、きもっ!あ、かわいいかも。いや、やっぱ絶対ムリ」くらいのところで感情を揺さぶってくる感じがエグくて良かったですね。

あるいは、人間が複製されてプリンタから出てくるときに、一定程度出力されてまたちょっと戻る感じとか。放っておくと機械からびろーんって垂れ下がってくる感じとか。
「あー、あるある。そうなるよねえ!」と思います。複製される人間見たことないけど。

さらには、近頃見るたびにマーク・ラファロが上がっていくので全然目が話せないマーク・ラファロのマーク・ラファロぶり。
『ヘレディタリー/継承』のお母さん役のときとほとんど同じキャラクターで出てきたトニ・コレットのトニ・コレットぶり。

細々気が効いていいねえ、楽しいねえ、と思ったんですが、ちょっと長いんですよね。途中で何箇所か気が散るところがあったので、やっぱり何かいらないものが入ってたんじゃないかな、という気がしました。
120分以内に納まっていたらもっとインパクト強かったんだろうなあ、と思います。
でも、非常に楽しかった。
■私のお気に入りマーク・ラファロ
マーク・ラファロは『コラテラル』のときが非常に好きです。あんなに死んでびっくりさせられたキャラもなかなか居ない。
■私のお気に入りトニ・コレット
『ヘレディタリー/継承』はトニ・コレットがいきなり走り出す瞬間の俊敏さが好き。私は基本的にどんくさいタイプなので脚の早い人を見るとむやみに感激します(トムクルくらいになるともはや人間が走ってる感じがしないのでかえって感動しない)