このところめっきり坐禅布団にハマっているという話の続報です。
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否も応もなく骨盤が立って胸が開き、他のどんなものと比べても長時間座って体調が良い。筋肉の使い方に偏りが生じないから一日座っていても「今日は運動できなかったからあちこち凝ったな」みたいな疲労感が残らない。座業の民にこんな素晴らしいものがあってよいのか。と、しみじみしている昨今、しかしそんな感動と同時にどうしても見過ごせない課題もある。
絶賛、尻が痛いのだ。
だいぶ慣れたとはいえ三時間くらいで尻が辛い。「この点さえ解決できれば、もはや仏像のごとく座り続けられるのでは」と思って色々調べたことである。
まず最初に頭をよぎるのはアーユルチェア。3万円以上する(!)あぐらイスともなると、さすがに尻も痺れないのだろうか、と思っていろんなサイトでレビューを読んでみる。
大変興味深いことに「座った感じは大変良いが、座り続けると尻が痛い」という、私が坐禅布団に対して感じている不満とまったく同じレビューが散見される。なんだ、値段はずいぶん違うけど、長所短所は同じなのか。
つぎに目をつけたのは、アーユルチェアがこの不満点に対応するために発売している体圧分散マットである。これを坐禅布団に乗せてつかえば最強になるってことなんじゃないか。
ところが調べると、この商品でさえ面白いことに「これを使っても結局尻は痛い」というレビューが大半を占めるようである。
つまり、どれだけ人体工学を駆使して設計しようとも「負担のかからない姿勢」というのは「長時間動かないと痛いもんだ」ということなのではないか。尻が痛いというのは、その時点で「座りすぎ」と捉えるべきなのでは。
結局私は、たまたま家にあった千円くらいのペラペラのクッションを乗せて座ることで対策を施してみた。結果、半日くらいまでなら座って居られるようになった。半日後に尻が痛くなって「今日はもう座りすぎだ」と思ったとしても、まだ机を離れられないときは、やむなく「無印良品 身体にフィットするソファ小」の方に座り変える。
多少、背筋はあやふやになるが、半日骨盤を立てて座った記憶が身体の方にあるから最初からこれに座るよりは身体が正しい位置を保とうとする。尻も安泰だしわりと快適。そのうち座り方のコツのようなものを身体の方が発見していくかもしれないし、当分の間はこれで良いのではないだろうか。

骨盤を正しく立てて座ることのメリットについて「腹具合がいい」って言ってる人をなぜか自分以外にお見掛けしないが、本当に、腸の動きが活発になって爽快なのだ。今までクタっと座っていたものを、シャキっと座ることによって、身体に対する影響は実際相当に大きいと思う。おすすめよ、本当に。