ずっと、漠然と、広島に行ってみたいな、と思っていました。
原爆ドームを一度見ておきたかったんです。
でも広島と言えば、牡蠣。
わたしは牡蠣が苦手でして。
あと今回旅行を決めて調べるまで知らなかったんですけど、宮島は穴子(あなご飯)らしい。
穴子もあんまり好きじゃない。
食べたいものから旅行計画が始まることが多いわたしにとって、名物が苦手な地への旅行計画はなかなか決定打に欠けたのですが、以前DIE WITH ZERO.の記事でも書いた通り、最高の時期を逃しちゃいかんという気持ちになり、決行に至りました。
そんなわけで、広島ひとり旅の記録です。
とりあえず、広島までの往復。
東京から広島なら、普通に考えて飛行機でしょうと思いつつ、念のため新幹線と夜行バスもチェックしました。
新幹線だと約4時間で、飛行機より高い。
夜行バスだと約14時間で、飛行機より安い。
夜行バスは最近個室みたいな高級シートも出てるみたいですが、シートが良ければその分高くなり飛行機と変わらなくなるし、どんなに良いシートでも14時間はたぶんもう耐えられない。
新幹線はちょっと惹かれましたが、飛行機より高くつくし、時間もかかるのでやっぱり飛行機にしました。
国内線はいつもエアトリとかTrip.Comをチェックしますが、今回は希望の時間の便だとANA公式が一番安かったのでこちらで購入。
往復で3万円弱でした。
そして宿泊先。
当初は「せっかく広島まで行くんだから」と2泊3日にするつもりでいたのですが、原爆ドームと宮島だけなら位置関係的に1泊で見れそうだと思い、1泊2日にしました。
3連休のうちの2日間にしたので宿泊料金がどこも高かったのですが、どうせどこも高いなら、と、以前日本橋のホテルに泊まってとても良かった、三井ガーデンホテルにしました。
朝8時過ぎに広島空港に到着し、バスで約1時間、広島駅へ。
宿泊先は駅の反対側なので、駅中を通って反対側へ。
広島駅、想定よりもとても大きな駅で驚きました。
7月半ば、朝から灼熱の広島駅前を歩いて歩いて、ホテルまでの道中で朝ご飯を食べに事前にチェックしていた古い喫茶店に寄りました。
喫煙可で分煙もされていないので、お客さんが多いと非喫煙者にはキツイかもしれません。

モーニングはトーストセットとミックスサンドセットの2種。
私はミックスサンドセットをオーダーしました。
ホットコーヒーが付いて税込650円はこのご時世ではお安い。
ハムレタスのサンドウィッチと、塩味のある卵焼きのサンドウィッチ。
手作り感があって、ほっとするサンドウィッチでした。

お腹を満たしたらもうひと踏ん張り歩いて、ホテルに寄り荷物を預かってもらいました。
その後は早速観光。
またまた歩いて平和記念資料館に行きました。
事前にチケットを購入し、11時入場の予約をしていました。
(予約時間とずれてしまっても大丈夫。)
200円という超良心的な入場料は、より多くの人に見てもらためでしょうか。

入場から退場まで激混みで、数歩ずつじりじりと進むような観覧でしたが、1/3くらいは外国人観光客なんじゃないかというくらい外国の方が多くて驚きました。
そして、行って良かったです。
戦争がどれほど悲惨で異常なものか、涙がこみ上げるほど痛く目の当たりにすることができました。
こんなことを繰り返してはいけない、絶対に。
そのために自分にできることなんて皆無に等しいと思いますが、世の中の一人でも多くの人が平和を願うことは、そうでないよりもずっといいと思います。
最後に原爆ドームを見ました。
有名なこのドームは、実際に見てみるととても小さな建物でした。
資料館の展示物もそうですが、80年保存し現代の私たちも見られるようにしてくれたことを有難いと思いました。

車が走る道路に線路が敷かれ、車と並走する様子がなんとも面白い。
電車で宮島口駅まで移動しました。
宮島に渡る前に、お昼ご飯をいただきます。
あまり好きではないけど、名物なので食べておこうと思い、ガイドブックに載っていた あなごめし うえの に行きました。

待合スペースには人があふれ、順番待ちのリストは10ページ以上。
いったいいつ呼ばれるやら気が遠くなりましたが、せっかく来たので待ちます。
順番が来て呼ばれた時にいなかった方は飛ばされます。
名前だけ記入して諦めて去っていく人も多いようで、かなり繰り上げになったと思うのですが、それでも1時間半待ちました。
1時間半待ちのあなご飯はこちら。
小サイズにしましたが、十分な量でした。

お寿司の煮穴子があまり好きでなかったのですが、このあなご飯のあなごは香ばしく焼かれていてとても美味しかったです。
名物が食べられて良かった!
さて、フェリーに10分ほど乗って、宮島に移動します。
知らなかったのですが、宮島は奈良公園みたいに鹿が放し飼い?にされているんですね。
フェリーから降りて厳島神社まで歩く間にたくさんの鹿が見られました。

道は砂浜の砂が薄く敷かれている感じで、サンダルだと砂が入ってきて少々歩きにくかったです。
白い砂の照り返しが眩しいこと。
有名な海の中に建つ鳥居はとても厳かな雰囲気で、この目で見られてとても嬉しかったのですが、天気が良すぎて写真はすべて逆光、赤い鳥居が黒く映ってしまいました。

あまりの暑さと歩き疲れで厳島神社へのお参りは諦め、帰り道で揚げもみじを1つ立ち食いして戻るフェリーに乗りました。
ホテルに戻り、チェックイン。
三井ガーデンホテル広島には最上階にラウンジがあり、宿泊客は無料で利用することができます。
時間帯によってお菓子やソフトクリーム、ハッピーアワーなどが設定されていますが、数に限りがあるようなので早めに行った方が良さそうです。
部屋はいたって普通のビジネスホテルで、お風呂も狭いユニットバスでしたが、翌朝の朝ご飯はさすが三井ガーデンホテル、という感じでとても美味しかったです。
朝からデザートが充実していてとても美味しかったので、もし再訪することがあればご飯は控えめにしてデザートをたくさん食べたい。

前後しましたが、夕食は広島焼と決めていました。
暑い中歩き回ってへとへとだったのと、19時から部屋のテレビでバレーボールの試合が観たかったので、ホテルから近い お好み村 に行きました。
Google Mapで検索して口コミが良かった、お好み村4階の「ええがい」というお店へ。

コの字型の鉄板を囲むようにお客さんが座るスタイルで、一人で若干気が引けたものの、勢いで席に着きました。
広島スペシャルというそば入りのお好み焼きに、生エビをトッピングしてもらっていただきました。
鉄板で直に提供され(お皿に盛ってもらうのも可)、最後まで熱々でいただけました。
甘めのソースが濃厚で麺は太めで食べ応えがあり、とっても美味しかったです。

ホテルに戻ってラウンジでワインをもらって、部屋で飲みながら試合観戦。
翌日はお昼の便に乗るので、朝7時前に朝食をいただいて8時頃にはチェックアウト。
広島駅までまた朝から灼熱地獄の中を1時間ほど歩いて、駅でお土産購入。
早お昼に、これも食べてみたかった広島つけ麺をいただきました。
駅周辺で早い時間から営業していた つけ麺本舗 辛部 というお店へ。
つけダレの辛さを細かく選ぶことができ、茹でキャベツやネギが盛られているのが広島つけ麺の特徴のようです。

朝ご飯をしっかり食べた後でまだお腹空いていなかったですが、のど越しの良い麺でさっぱりといただきました。
帰りもバスで空港へ向かい、無事に旅行を終えました。
しかし、やはり1泊2日は忙しいですね。
せめて帰りの飛行機を遅い時間にするとかすれば良かったか。
次の旅行はもう少し時間に余裕を持たせようと思います。