前回夜行バスがなんだかんだ好きだという記事を書いたのですが、その夜行バスで、先日香川県に行ってきました。
一度香川でうどんが食べたかったのと、高松からフェリーで行ける直島という島に行きたかったかったんです。
香川のうどん屋さんでは冬場限定(概ね3月末くらいまでみたいです)で「しっぽく」というメニューが登場するらしく、それが食べたかったのでこの時季にしました。
往復の交通手段は飛行機かなーと思っていましたが、夜行バスで行けることがわかったので夜行バスを選択。
金曜の夜、仕事を終えていったん帰宅して食事や入浴、洗濯なども終えてからバスに乗り、土曜の朝に高松到着。
土曜は高松で一泊し、日曜も夜まで遊んで帰りも夜行バスで高松を出発、月曜の早朝に地元に戻るスケジュールです。
ほぼ丸二日現地で過ごせて、往復運賃は約35,000円。
同じくらいの時間現地で過ごそうと思うと、飛行機では5万円以上になりそうなのと、空港往復の時間を考えるともう少し現地で過ごせる時間が少なくなりそうだったので、身体的にはキツイですが、その割に嫌いじゃない夜行バスにしました。
今回の夜行バスは往復とも3列シート。
行こうかな、でも今月お金使いすぎたしな、と迷ってる間にどんどんバスの残席がなくなり、一度は往路が売り切れてしまって、数日後にキャンセルが出て3列シートのみ残席が「1」復活したので「これは行けという神様の思し召し」と信じて購入しました。
金銭面で実行するかどうか迷う時、いつも「今やらないで本当に後悔しないか」と考え、最終的に「棺桶にお金持っては入れない」と向こう数十年をすっ飛ばして「やってしまえ」に至ることが多いです。
これを繰り返していたら本当に老後に泣きを見ると思うので、締めるところはきちんと締めていかないとな、とも思っていますが、自分の年齢と身体の衰え、度重なる家族の病気・怪我を目の当たりにしていたら、「今回は我慢して、来年行こう」と思っていても、来年自分が行ける状態かわからないと痛感しまして、今回は決行としました。
さて。
前回の記事で夜行バスの準備について書いたのですが、夜行バスで少しでも身体が楽なようにと今回用意した、①三段階で大きさが変えられるキャスター付きバッグ、②形が変えられるネックピロー、③クッションになるもの。
①のバッグは、バス内での脚置きとしてはイマイチでした。
荷物がパンパンに詰まっていれば良かったかもしれませんが、そうでもなかったので脚の重さで潰されて、結果座席のフットレストと大差ありませんでした。
でも気軽に地面に置けるので、キャスターが付いているのはやはり良かったと思います。
今後も場面によっては活躍してくれそうだと思いました。
②のネックピローはとても良かった。
席の形状や自分の体勢に合わせて好きに形を変えられるのと、低反発のクッションが心地よかったです。
嵩張るし重さもそこそこありますが、膨らませたりしなくて良いことや使い心地を考えると、もしまた次買い替えるとしたら同じようなものを選ぶと思います。
③のクッションになるものは、小さ目のバスタオルとブランケットを折りたたんでそれぞれ巾着に入れたものを持参したのですが、これも正解でした。
宿泊したドミトリーがタオル有料だと思ってバスタオル持参したのですが、わたしの勘違いでタオルも無料で借りられたので、結果バスタオル自体は不要ではあったものの、バス内でのクッションとして活躍してくれました。
また、行きのバスが途中から空調で結構寒くなったので、ブランケットはクッションではなく寒さ対策で活躍。
わたしはバス内で頻繁に大勢を変えるのですが、脚を曲げて体育座りに近い格好にした時に、脚が肘置きなどの角に当たって地味に痛いんです。
その痛みをバスタオルクッションで軽減できました。
ですが、行きのバスは運転手さんの運転が荒っぽく(途中2回ほど小さい悲鳴があちこちから漏れた)、加えて足元の緑色の非常灯と天井の常夜灯がずっと点いていて、さらに隣の男性のいびきもあってあまり満足には眠れませんでした。
寝不足で8時半頃に高松駅に到着。
よく晴れていて、気温も寒過ぎず暑過ぎずちょうど良かったです。

まずは荷物を預けに宿泊先へ。
今回は高松駅から歩いて20分弱、WaBase高松という宿のドミトリーに宿泊しました。
男女共同は初めてだったので少し不安でしたが、清潔でスタッフさんたちの対応も良く、快適に過ごすことができました。

さっそく念願のうどん屋さんへ。
ちょっと遠かったですが、バス停や駅がすぐ見つけられなかったので、WaBaseからお店まで歩いて行きました。
1店目は「さぬきうどん 上原屋本店」です。
9:30頃に到着すると、5~6名外に並んでいる状態でした。
セルフのお店なので、注文・支払に並んでいただけで席は空いており、数分で入店できました。

こちらではかけうどん(小)、コロッケ、あげをいただきました。
お店に入ると手前に揚げ物類、続いてお鍋に入ったあげ、おでん、おにぎりが並んでいてセルフで好きなものをお皿に取り、その間にお店の方にうどんを注文、受け取ったらそのままお会計し、その後セルフでうどんを温めてつゆを注ぎ、好みで薬味を乗せて空いている席でいただきます。

こちらのうどんは出汁の香りがしっかりしていて、麺はコシが強過ぎることもなくのど越しが良いです。
コロッケはさっくさくで、ソースなしで食べましたがじゃがいもの甘味を感じてとても美味しかったです。
が、個人的に特筆すべきはあげです。
今まで食べたきつねうどんのあげと比べると大きさも厚さも倍くらいあり、甘く炊かれていて噛むとじゅわっと・・・。ものすごく美味しかったです。
いつかこのあげを求めて再訪したいです。
ところでわたし、香川に行ったらうどんは何軒も食べ歩くものだと思っていまして、勝手に香川の「うどん(小)」は”並”よりも小さい盛りだと思っていたんです。
が、実際には 小=うどん1玉、大=2玉で、小はいわゆる並でした。
ので、普通に1軒目の上原屋さんでお腹いっぱいになってしまったんです。
でも行きたいお店、スケジュールを考えると、どうしても今もう一店行きたい。
できればもうちょっとお腹に余裕がある状態で行きたかったですが、謎の根性で2店目へハシゴしました。
”ことでん”というローカル電車で移動しまして、お次のお店は「手打うどん 上田」です。
この日は暖かかったからか、下の写真では見切れていますが右手に外の席もあり、そちらで召し上がっている方もたくさんいました。

こちらでは、しっぽくうどん(小)、豆の天ぷらをいただきました。

このためにこの時季に香川に行くことを決めた、この旅行の目的の大本命。
しっぽくはお店によって具材は異なるようですが、こちらのお店ではほろっほろに煮込まれた牛肉、大きな大根、にんじん、ちくわ、さつまあげ、油揚げがたっぷりと乗っています。
甘めに炊かれた具材がめちゃくちゃ美味しくて、今香川に来て本当に良かったと思いました。
甘みが強く味が濃いめなのでもしかしたら好き嫌い分かれるかもしれませんが、わたしは大大大好きなお味です。
豆のてんぷらも甘い金時豆がぎっしりとてんぷらにされていて、おやつにも良さそうな一品でした。
なかなか他のお店では見ないので、こちらも食べてみて良かったです。
このお店も、いつか絶対再訪したい。
お腹いっぱいになりましたので、しばしお散歩。
北浜アリーというエリアに雑貨屋さんなどがあるようだったので行ってきました。
わたしは特に買い物はしませんでしたが、結婚式場やカフェなどもあり、ぶらぶらするには良い場所だと思います。
そしてまた食べる。
お次は、せっかく香川に行くならちょっと食べてみたいと思っていた、”あんもち雑煮”をいただきに、「ぶどうの木」というお店へ。

白味噌のつゆに、大根とにんじんとあんもちが入っていて、上に青のりが。

わたしは醤油味のつゆに普通のお餅と小松菜、鶏肉というお雑煮で育って、他の地域のお雑煮は食べたことがありませんでした。
白味噌とあんこの入ったお餅、思ったより違和感なくいただきましたが、まぁ、個人的には一度食べられたら良いかなという感想です。
ちなみにこちらのお店はパフェなども美味しそうでした。
この後は、初・タイムズカーシェアを利用しました。
元々は電車とバスで移動予定だったのですが、あんもち雑煮(下の地図の”高松駅”付近)の後にさぬき市の方に移動して道の駅、その後反対側の三豊市の父母ヶ浜に行きたいと思っていまして、

高松駅から道の駅まで電車やバスだと1時間強、道の駅から父母ヶ浜までは3時間以上かかり、且つ父母ヶ浜に行くバスが日曜は運行無し、土曜も1日に5本のみで、うまくタイムスケジュールの組み合わせができずタイムズカーシェアに踏み切りました。
出発数日前にオンラインで会員登録、予約をしましたが、よくできたシステムで、何の問題もなく利用できました。
難点を挙げると、車で携帯を充電しようと思っていたのに古い車種でシガーソケットしかなく充電できなかったこと、カーナビで目的地設定ができず携帯でカーナビすることになったこと、乗車時点でガソリンが1/4ほどしか入ってなく、初利用にして給油が必要になったことくらいです。
が、給油も特に問題なく、且つ30分分の割引を受けられたので結果オーライ。
あんもち雑煮を食べてさらにお腹いっぱいのお昼過ぎ。
元の予定では道の駅に行って食堂でさらにハマチ丼を食べる予定だったのですが、さすがに無理でした。
が、その次に予定している父母ヶ浜は16:30頃に行きたかったのでまだ早く、とりあえず当初予定していた通り道の駅へ移動。
食事をしなくともお土産買ったりできるかな、と思った次第。
のんびりとお土産を見て、お手洗いを借りたりして、次の目的地に移動します。
道の駅から父母ヶ浜は車なら一般道でも1時間半くらいで行けます。
旅行中、自分の行動のメインエリアからだいぶ離れている場所を目的地にする時、1か所だけを目当てにしていると、その1か所が臨時休業だった、天気が良くなかった、狙ってたものが売切れてた、なんて不運に見舞われた時に救いがないので、半ば無理やりもう1か所くらいその近くの目的地を定めるようにしています。
というわけで今回のカーシェアでの遠出の主目的は父母ヶ浜ですが、サブとして近く(車なら数分)にある「元祖たこ判 小前」を狙っていました。

”たこ判”て、今回香川旅行の計画を立てるまで知りませんでした。
大判焼きとたこ焼きを組み合わせたような、いわゆるB級グルメ。
こちらの小前さんはその元祖のようです。
作り置きがある時はすぐに買えるようなのですが、15時過ぎに到着した時にはちょうどこれから焼き始めるタイミングだったようで、40分以上かかるとのこと。
用意されているメモ用紙に注文内容と名前を書いて一人で切り盛りするおばちゃんに渡し、待つ間近くの駐車場で仮眠を取りました。
16時過ぎにお店に戻ると、お店の中は8人くらいお客さんが居て、みんな焼けるのを待っているようでした。
無事注文したものを受け取って、車に戻って駐車場でさっそくいただきます。
これがたこ判。まさに大判焼きのたこ焼きという感じ。

お味も、大判焼きの皮にたこ焼きの中身という想像通りな感じで、素朴で美味しかったです。
お安く小腹が満たされて、近所にあったら嬉しいお店。
店内でも食べられるようになっていましたが、閉店時間が近いからかこの時は皆さん持ち帰りでした。
仮眠や車内で飲食ができて、やっぱりカーシェアして良かったです。
喉も乾いていたのでコンビニで買ったコーヒーですっきりして、本命の「父母ヶ浜」へ。

こちらの浜は干潮時にウユニ塩湖のように海面が鏡状になると知り、ウユニ塩湖もいつか行ってみたかった(けど多分難しい)ので、絶対行きたいと思いました。
この日は16:30~干潮とのことで、17時少し前に到着しました。
写真が下手であまり伝わらないかもしれませんが、なんだかどこまでも歩いて行けそうな、とても不思議で美しい景色でした。
時間があれば、夕日が沈むまでずっと眺めていたらもっといろんな景色が観られると思います。
夕日は諦めて出発してしまいましたが、行けて良かった。

高松駅の方に戻り、無事事故やトラブルなく車を返却。
走行距離などの情報がカーナビ画面に表示されていました。
利用料金は、6時間17分(4,730円)+距離(133km:2,260円)料金-給油割引(-440円)=6,550円でした。
距離料金が高づきましたが、まぁ普通のレンタカーとそう大きな差はないかな?
利用の手軽さを考えると、アリだと思います。
この日最後の目的地は、夕食です。まだ食べる。
高松駅から歩いて20分弱、暗くて見にくいですが「阿部食堂(Restaurant ABE)」というお店です。

口コミが良かったこと、営業時間、立地で選んだお店です。
夜でも定食形式でお料理を提供されていて、なんとこの唐揚げ(和風ソース)セットは900円。
唐揚げ何個盛られてます?!っていうボリュームでご飯とみそ汁が付いてるのに900円。すごい。

一日たくさん食べてしっかり空腹ではなかったのでご飯は小にしてもらいましたが、唐揚げは残さずいただきました。
この日売り切れていたエビフライや、周りの方が召し上がっていたハンバーグも食べてみたいので、こちらもいつか再訪したいです。
歩いてWaBaseに戻り、チェックイン。
ホットコーヒーが飲みたいなぁと思い、スタッフさんにコーヒーが買えるかお聞きしたら、フロントのすぐそばに無料でいただけるコーヒーマシーンがあり、大変有難かったです。

デカフェや紅茶、緑茶も選べます。
すぐにシャワーを浴びて明日に備えて早く寝たかったので、デカフェを選びました。
ドミトリーは、2段ベッドが数十名分あり、宿泊客も外国人も多かったのですがその割に静かで、施錠できるスーツケース置き場と十分な大きさのロッカーがあり荷物管理も不安がありませんでした。
ベッドは見にくい写真で恐縮ですがシングルベッドくらいの広さがあり、奥の壁に鏡、コンセント2口、USB-Aポート1口、手前側にハンガー2本、タオル掛けがありました。
寝心地も良いし、シャワーも男女共用ではありますが清潔感があって、何の不便もありませんでした。
無料のアメニティはバスタオル1枚と使い捨てのスリッパ。
シャワー室にシャンプー類、化粧水類、綿棒、ドライヤーなどがありました。

明日は5時起きなので、シャワーを済ませてさっさと眠りにつきました。
疲れたけど、道の駅のご飯以外は予定通りに過ごせて大満足の一日目でした。
































































































