10月2日未明、横浜から紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が撮れました!
取り急ぎ1枚撮りを処理したものを。

William Optics RedCat 51 (D51mm f250mm F4.9 屈折), ZWO IR-Cut Filter 48mm / Sky-Watcher Star Adventurer GTi / ZWO ASI294MC Pro (Gain 360, 0℃), SharpCap 4.1.11817.0 / 露出 2s / PixInsight 1.8.9-2, Lightroom Classic
ここまで写るとは思いませんでした…
今朝は東京方面からの光害はキツかったものの、カメラのプレビューをストレッチ表示すれば高度3度に6等星が、5等星なら高度2度ぐらいでも見えるぐらいに低空の透明度が良かったです。
地上風景を画角に入れた場所でスタンバイしていると、高度1.5度あたりからプレビューに彗星の姿が見えました。核に近い尾の明るい部分も見えていて、光害にまみれながらも明らかに彗星の姿でした。上の写真は高度4度ぐらいで撮ったもの。隅っこに電線が写り込んでいます。
ここまで明るいなら眼視でも見えるかも?と、4:40頃に双眼鏡(ヒノデ 8x42 D1)で見てみたのですが、視認できず。5分後もう一度見てみると、白っぽい色ながらも淡い尾をたなびかせる彗星の姿が確かに見えました。尾のある彗星の姿を眼視で見たのは初めてです。
ひょっして肉眼でも?と思いましたが、さすがに肉眼では見えませんでした。同じ頃星ナビさんがやはり横浜から観測しており「双眼鏡で楽勝、位置がわかっていれば肉眼でもなんとか……」とのこと。自分は何度も眼を凝らしましたが老眼のせいもあるのか視認できませんでした… ちなみに iPhone 15 Pro で撮った記念写真にも微かに彗星の姿が写っていました。
撮影の方は、4:45頃には露出オーバーになっており、以後少しずつゲインを下げながら5:10ぐらいまで撮影しました。最後の方は尾が青空の中に溶けていって核だけが見えていました。
実は前日にもチャレンジしていたのですが、1時間前まで見えていた低空の星が彗星が昇る頃には雲の向こうに消えてしまって、何の成果も得られませんでした。そんなこともあって今朝は正直しんどかったのですが、頑張った甲斐がありました。