以下の内容はhttps://rna.hatenablog.com/entry/20240926/1727303469より取得しました。


速報: 紫金山・アトラス彗星の写真ヘタクソ選手権 (2024/9/26)

9月26日早朝に紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を撮影しました。

実は昨日の早朝にもチャレンジしたのですが、低空は雲に覆われて何の成果も得られませんでした!今朝はそのリベンジのつもりで2:30頃に起きて準備をしたのですが、一面の雲。極軸合わせもピント合わせもできない有様。

ですが、RedCat 51 のヘリコイドは昨日ピント合わせした位置で固定していましたし、Star Adventurer GTi も三脚の水平さえ取れていれば昨日の極軸合わせで高度は合ってるはずだし、方位もそんなにズレはしないはずなので、最悪このままアライメントだけ取って導入するつもりでした。

空は月のある場所の雲が明るい以外は星ひとつ見えない曇り空でしたが、3:20 頃にシリウスのあたりの雲が切れたので PHD2 のキャリブレーションとドリフトアライメントをやろうとしましたがキャリブレーションの途中で雲が出てきてシリウスも見えなくなりました。

その後木星が見えるようになったのでキャリブレーション。ドリフトアライメントは間に合いませんでしたが、追尾していてもドリフトは目立たなかったので極軸はそこそこ合ってると判断。どうせバックグラウンドが明るすぎて露出はせいぜい8秒程度が限界なのでそこまで追い込む必要はなさそうなので、そのまま木星と薄雲越しのカストルでアライメントを取りました。

ピント合わせをする余裕がなかったのですが、木星の衛星がはっきり見えていたのでおそらく大丈夫と踏んでそのまま彗星の導入に入ります。まず彗星から近いアルファルドを導入してアライメントの精度を上げようとしましたが低空は雲が厚くて何も見えず。

4:00になったのでアライメントが合っていると信じて SynScan Pro の座標表示を見て地平線下の彗星を導入します。この時点では地上風景しか見えませんが前日見た場所と同じ場所が見えています。彗星は昨日から赤緯方向にはほとんど動いていないので方向はほぼ大丈夫そう。

しかし地平線から高度10度くらいまでの低空は厚い雲に覆われて星は何も見えません。高度10度ぐらいから上は雲が切れていてアルファルドが見えていたので一度自動導入してアライメントを修正し、再度彗星を座標で導入。

4:50 頃、彗星の高度は5度を超えたはずですが、低空の雲で何も見えず。

高度8度ぐらいから上は雲の切れ目なのですが、薄明が進んで露出時間1秒でも白飛びする有様。これはもうダメだなと思って流れる雲の動画とか撮っていたのですが、青い空に露出を合わせたプレビュー映像を思いっきりストレッチしてみるとなにやら彗星のような光点が…

というわけでこの時の動画を AutoStakkert!4 でスタックして思いっきり強調処理をかけると、出てきました、紫金山・アトラス彗星のギリギリの姿が…

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) (2024/9/26 05:04)
紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) (2024/9/26 05:04)
William Optics RedCat 51 (D51mm f250mm F4.9 屈折), ZWO IR-Cut Filter / Sky-Watcher Star Adventurer GTi / ZWO ASI294MC Pro (Gain 283, 12.5℃), SharpCap 4.1.11817.0 / 露出 125ms x 81/81 コマ, 総露出時間 10.125秒 / AutoStakkert!4 4.0.11, Photoshop 2024, Lightroom Classic

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) (2024/9/26 05:04) (拡大)
紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) (2024/9/26 05:04) (拡大)
撮影データは上に同じ。

レベル補正で無茶苦茶強調しています。カラーバランスも尾のコントラストが最大になるように調整したのでかなり無茶苦茶ですが。ともあれ、尾がギリギリ見える彗星の姿です。周りに8等星が3つギリギリ写っていて、位置関係的にもこれが C/2023 A3 で間違いないようです。高度は7.8度でした。

ということで、一応撮れた?と言っていいんでしょうか… ちなみに彗星の左下の方に写っている丸い影のようなものはCMOSカメラのセンサーのカバーガラスに落ちたホコリの影のようです。プレビューでは気付かなかったのですが、これだけ強調処理をかけると見えてしまいました…

写野内に比較できる適当な星が写ってないので明るさはよくわかりませんが、4等よりは明るいのではないでしょうか。背景がどんどん明るくなって尾がほとんど見えなくなったのでボツにしたのですが、彗星の存在自体は 5:10 頃までストレッチをかければ確認できました。

ということで、無理やりな処理にホコリの影もあいまって紫金山・アトラス彗星の写真ヘタクソ選手権があればかなり上位を狙えそうな出来ですが、一応撮れたことは撮れました…

月末までは夜明け前の東の空で撮れそうなので、チャンスがあれば狙っていこうと思います。




以上の内容はhttps://rna.hatenablog.com/entry/20240926/1727303469より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14