以前、土星の衛星を BLANCA-80EDT とCMOSカメラで撮影したことがあります。
この時はエンケラドゥスはギリギリ、ミマスは確認できず、という結果でしたが、今年は μ-180C でも撮ってみたいと思い撮り方を考えていたのですが、ひょっとして過去の土星の写真に写っていないかと思い、過去の土星の写真を再処理してみました。
まず昨年5月に撮った土星。
これを wavelet でガンガン攻めてみたのがこちらです。
土星の右側に三つ、一つはギリギリですが、衛星が写っています。ギリギリなのがミマス、次に暗いのがエンケラドゥス、一番明るいのがテティスです。
ミマスは画像の左側のノイズよりも暗い感じなので正直これを写っていると言っていいのかどうか… でも WinJUPOS で Measurement すると衛星の位置がぴったり一致するんですよね。
昨年はあまりいい土星が撮れなかったので一昨年の2018年7月29日の土星も見てみましょう。

土星 (2018/7/29 20:42-20:44) (1500/3000 LRGB) (2019/6/30 再処理)
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F40.4), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25", ZWO ADC 1.25" / Vixen SX2 / L: ZWO ASI290MM, RGB: ZWO ASI290MC / L, RGB: 露出 1/30s x 1500/3000コマをスタック処理したものをLRGB合成 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, WinJUPOS 10.3.9, Lightroom Classic CC で画像処理
高橋 ミューロン180C (D180mm f2160mm F12 反射), AstroStreet GSO 2インチ2X EDレンズマルチバロー (合成F40.4), ZWO IR/UVカットフィルター 1.25", ZWO ADC 1.25" / Vixen SX2 / L: ZWO ASI290MM, RGB: ZWO ASI290MC / L, RGB: 露出 1/30s x 1500/3000コマをスタック処理したものをLRGB合成 / AutoStakkert!3 3.0.14, RegiStax 6.1.0.8, WinJUPOS 10.3.9, Lightroom Classic CC で画像処理
これはLRGB撮影したL画像を攻めてみました。
これはくっきり出ました。土星の左上がエンケラドゥス、左下がミマスです。写野外から光があふれてきている形ですがテティスとレアも見えています。
これも WinJUPOS の衛星の位置とぴったり一致します。
というわけで、エンケラドゥスとミマス、実は既に撮っていた、という結果でした。
しかしモノクロカメラのノイズの少なさは想像以上で、これを見ると疑似LRGBじゃなくてちゃんとLRGBで撮りたい気になってきます。






