明確に確認することは出なさそうです。
■ GitHub Copilot Memory とは
GitHub Copilot を使っていると、リポジトリの状況から Copilot が知見をため、その後の提案・動作に反映する機能です。
Memory が育ってくると、リポジトリの事情に沿った AI に育ってくる、ということがしたい機能だと思います。
■ 結論
どのメモリを参照した、といったことは示されない。
想像ですが、全部コンテキストに入れられているのではないかと思います。
■ お試し
このようなメモリがたまっているリポジトリで、プロジェクトの新規作成をさせてみます。
.NET 10 の Windows をターゲットにすることがメモリーされています。さあ、どうなるでしょうか?

.NET 10 の Windows をターゲットにプロジェクトが作られました!

Agents のセッションの中を見てみると、AI の思考の中に次の記述が。
I'll stick with net10.0-windows as specified in the memories
日本語にすると
メモリに指定されている通り、net10.0-windows を使い続けます。

メモリにあるので、net10.0-windows にしたと AI が独り言しています。確かに Memory 効いていますね。しかし逆に、ここでしか Memory に触れられていません。「明確にこの Memory を読んだから~」ということを報告するセクションがあったりはしないようです。
■ Memory が記録されるとき
Memory は勝手に記録されるのですが、記録された場合はセクションが生まれるようです。

{ "citations": "src/AgentWindows/ConsoleApp/ConsoleApp.csproj:4-9, src/AgentWindows/TestProject1/TestProject1.csproj:3-8", "fact": "AgentWindows ソリューション配下のプロジェクトは net10.0-windows を TargetFramework にしている。", "reason": "今回のPRでも、新規プロジェクトが既存プロジェクトと異なる TargetFramework を指定しているとビルド/参照の整合性が崩れやすくなります。この規約を記憶しておくことで、今後 AgentWindows 配下にプロジェクト追加・更新が入った際に、TargetFramework の不整合を素早く検知し、統一したビルド環境を維持できます。", "subject": "framework version" }
ちなみに以前に、公式上は Memory のもとになった参照ファイルとファイル内の行番号が記録されるとなっているものの、記録されていないように見えるという記事を書きました。
今回のこの記録した際の内容を見ると、公式の通り、記録されていますね。記録されているのに、Memory の UI 上では見えないだけですね。なぜ、見えない......。
■ 記録結果
こんな感じで、先ほどの内容が、確かに追加されています。
また、先に言ったようにここで参照ファイルや行番号を確認することはやはりできませんでした。記録された際の Agent セッションの中でしか見られない? なぜ......?

■ レビュー
Memory はコーディングだけでなく、レビューでも使われるそうです。


レビュー中の AI の独り言に次のような言葉が。
I remember many projects using net10.0-windows
日本語訳
多くのプロジェクトが net10.0-windows を使用していたと記憶しています。
Memory を使っているようですね。
■ 結論
Memory は非常に有益。しかし、中身も見えないし、どう効いたかも確認が難しい。
しんじて任せるか、ある程度制御に失敗することを覚悟で使っていく感じですかね? まずは今は。
とりあえず、サンデープログラマのプログラミングでは制御失敗覚悟で全然問題ないので使っていこうと思います。