美術館に行くのが好きです。
緊急事態宣言とかの頃は、軒並み美術館も閉館になってしまって、楽しみにしていた企画展も飛んじゃったりとかしたこともあり、とっても辛かったなとか思うんですが、あれ以降チケットをオンラインであらかじめ買っておける美術館が増えたなー、というような気もしていて、転んでもただでは起きない人の強さを感じたりもします。
そんなオンラインチケットですが、なんかこう、ふと不安になることがあります。
いや、不安は一瞬なんですが「あれ?おれこれちゃんとチケット取れてるのかな?」みたいな、そんな思いが脳裏をよぎるんですよね。
それは、美術館に限らず、楽しみにしているイベントのチケットを手にして、会場に行くまでの間にそこに書かれた文字や写真をまじまじと眺めながら、ワクワクするあの感じがないからなのでしょうか?
何の本だったかで読んだんですが、人には贅沢をすることで得られる幸福感もあるんだそうです。
となると「金を渡してブツを受け取る」という行為にも、幸福ポイントをチャリンチャリンと高める効果があったんだろうなーとか思うわけで、確かにレジでワタワタしたり、せっかく手にしたものを「あれどこにやったっけ?」みたいな不安もないくていいわけですが、そのことと引き換えに、ぼくらは小さな幸せを手放してしまったのかもしれないなーとも思わないでもないのですが、そんなことを言うのはぼくら世代で、デジタルネイティブはなんてことないのかもしれないな、とも思ったりします。
