あらすじ&レビュー
内容紹介(「BOOK」データベースより)
農場の仕事、オリーブの収穫、床屋、漁師、屋台、路上販売、俳優、映画監督、出稼ぎ労働者、フェアトレード製品の生産者…などなど。私たちの生活を支える毎日の仕事。紛争、封鎖、占領、抑圧という辛く悲しい現実のなかにも、パレスチナの人びとのいとなみを支える仕事があり、働く人びとには笑顔があります。「仕事と尊厳」を考えるパレスチナの本。
これは何のための本か?
ジャンルとしては教育用途であるような写真絵本。
この本を読む理由は何か?
人からおすすめされて。
この本が伝える大切なことは何か?
その国の人々の日常を知ることができると、遠い世界の話ではなく、人と人という考えにどんどん近づいていくはず。
総評
教育的な要素を持ちながらも、写真絵本として心に響きます。
表紙を見て、「色鮮やかな海外の文化に触れてみたい」と思って手に取るのも大いにありですね。
ページを開いてみると、ニュースで語られる「紛争地帯」という我々のイメージと、市民生活とがミックスされています。
パレスチナというと、どうしても戦いや対立のニュースばかりが報じられがちであるため、遠くに感じてしまうことがあります。
けれども、この本のように、お店で働く人、畜産業を営む人、等々等々、「日常を生きる人たち」の姿を見ると、人と人という考えにどんどん近づいていきます。
お子さんには文章が少し難しいです。
けれど写真そのものが日本にない美しくのオンパレードなので、見て楽しむ感覚で読めます。
大人が読むと、写真&文章の両方を通して、報道の向こう側にある生活を見せてもらえる、そんな取材記録としての価値も高い一冊。
パレスチナだけでなく、「世界のどこかの街」をのぞくような本をもっと読んでみたいと思いました。
日本各地の生活を見るのだって面白いのですから。
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