あらすじ&レビュー
内容紹介(「BOOK」データベースより)
神様だって銭払え。菊地秀行氏が現代に蘇らせた新しい「クトゥール神話」。
これは何のための本か?
クトゥルフSF娯楽作。
この本を読む理由は何か?
魔界都市<新宿>シリーズが好きでしたが、まさかのヨシタケシンスケ先生コラボ作品があると知ってしまい。
この本が伝える大切なことは何か?
笑いと不条理、なかなかどうして。
総評
菊地秀行先生が手がけるクトゥルフテーマの物語に、まさかのヨシタケシンスケ先生がイラストを添えた異色のコラボレーション作品。
絵本作家としてのヨシタケシンスケ先生ではなく、小説イラストの仕事という面が、意外なキャラクターを描き出してくれて、いいんです。
絵本では出会えないタイプの人物たちが、シニカルで人間味あふれるテイストで描かれていて、物語の空気をさらにいい感じにしていますね。
ファンならずとも、本編と表紙の彼らを見比べるたびに、ニヤリとしてしまうはずです。
私にとっては「出オチ」みたいな誰得の組み合わせなのですが、読み始めてみるとなかなかどうして。
正直期待してなかったんですが(失礼)、ストーリーも面白かったです。
全体的にコメディ調でテンポよく進みます。
金融という現実的で身近なテーマと、邪神という突拍子もない存在が交差し、予想外の展開と皮肉の効いた笑いを生み出しています。
クトゥルフを知っている人もそうでない人も楽しめます。
シニカルな笑いとちょっとしたSFホラーのエッセンスを味わえる、大人向け作品。
あと、誤植がひでぇ(笑)。
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