あらすじ&レビュー
内容紹介(出版社より)
本当にそんなことがありえるのか?世界の辺境を旅する高野秀行も驚く
“ 朝昼晩、毎日、一生、大人も子供も胎児も酒を飲んで暮らす” 仰天ワールド!
話題騒然の「クレイジージャーニー」の全貌が明らかに!幻の酒飲み民族は実在した!
すごい。すごすぎる……。
改めて私の中の常識がひっくり返ってしまった。
デラシャ人は科学の常識を遥かに超えたところに生きている──
朝から晩まで酒しか飲んでいないのに体調はすこぶるいい!出国不能、救急搬送、ヤラセ、子供が酒を飲む…
まさか「クレイジージャーニー」の裏側で、
こんな“クレイジー”なことが起こっていたとは!?目撃者たった一人のUMA状態の酒飲み民族を捜しに、
裸の王様に引率された史上最もマヌケなロケ隊が、
アフリカ大地溝帯へ向かう!
これは何のための本か?
エチオピアの村を旅する、食文化についての本。
この本を読む理由は何か?
恋するソマリア [ 高野 秀行 ]がすごく面白かったので。
この本が伝える大切なことは何か?
旅は、世界を見るだけでなく、自分の“当たり前”を問い直して「真の多様性」を感じるための時間なんだなぁ!
総評
冒険家・高野秀行さんがエチオピアを舞台に体当たり取材を重ねた、異文化探訪エッセイです。
納豆を求めて世界中を旅したり、ソマリアを冒険したりと、常に「普通じゃない旅」をしてきた方ですが、今回のエチオピア編も例外なく面白さ全開でした。
私は以前から評判の高かったこの作品に興味があったので、ようやく読めてとても嬉しいです。
出発前からハプニングの連続で、東京都葛飾区にあるエチオピア料理店を訪ねた場面から、すでに読者を引き込んできます。
エチオピア料理のインジェラ、とっても美味しそうで興味があるのですが。
現地に到着してからも、文化の違いや予想外の出来事の数々に振り回されながら、それでもまっすぐに人々と関わっていくチームの皆さん。
その体験を、軽快でテンポのよい文章で綴ってくれるので、思わずページをめくる手が止まりません。
実際にこんな旅に出るのは大変。
でも、異文化に触れるワクワク感が好きな私にとっては、読んでいる間中がとても楽しい時間でした。
終盤には「本当の多様性とは何か?」という問いにも触れられていて、深く考えさせられました。
旅は自分の常識を揺さぶるもの。
そういう意味で、国内でもいいから、もっと動いていきたいな、と思わせてくれる本でした。
旅好きにも、ちょっと遠くを眺めてみたい読書好きにも、ぜひおすすめしたい一冊です。
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