あらすじ&レビュー
内容紹介(「BOOK」データベースより)
45年間にわたる職業人生のほとんどは官僚とともにあり、間近で彼らの生態を観察してきた。私の眼には、素晴らしいことから悪辣なことまで官僚の生態とその変化がしっかりと焼き付いている。本書では、それを読者のみなさんに余すところなくお伝えしたい。本書が日本で初めての「官僚生態図鑑」たるゆえんだ。
これは何のための本か?
前半はキャリア官僚の生態解説、中盤以降が面白い!
この本を読む理由は何か?
シリーズを読んでいます。
この本が伝える大切なことは何か?
「官僚が優秀なら国は動く」という言葉が良い使われ方をしていたは昔の話。
現在の私たちの暮らしを左右する官僚の現状を知ると、日本の政策の理由が見えてきます。
総評
前半部分では、日本のキャリア官僚とはどんな人たちなのかが解説されています。
そして彼らの考え方が日本の政治・経済にけっこうダイレクトに反映されるのだとわかりました。
中盤以降が面白くて、たとえば子育て政策。
ここ10年くらいの日本の子育て政策の失敗を振り返るときに、「共働き世帯に偏った支援だった」 という指摘があるではないですか。
私も共働き育児勢なので、あれだけの支援があっても「全然足りてない、実感として超絶に大変でした」なんですが。
でももっと根本をみると「そもそも結婚できない(子供を持つどころではない)」という問題にはほとんど触れられてこなかったんですよね。
さらに、税金の使い方や年金制度の問題、エネルギー政策など、私たちの生活に直結する話が次々と紹介されていました。
全体を通して、「日本ってこうやって鬱屈とした国へと進んでいったのか〜」 というモヤモヤした気持ちが整理されてくる思いです。
新聞やニュースを見ていても語られない話だからこそ、貴重です。
韓国は日本よりもさらに鬱屈としているので、これをカジュアルに知る本も読んでいきたいです。
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