あらすじ&レビュー
内容紹介(出版社より)
「おばあちゃんを悲しませたくないので殺そうと思いました」。非行少年の中には、時にとてつもない歪んだ考え方に基づいて行動してしまう者がいる。しかし、そうした少年でも「幸せになりたい」という思いは共通している。問題はその「幸せ」を求める方法が極めて歪んでいることであり、それは非行少年に限らないのだ。彼らの戦慄のロジック、そしてその歪みから脱却する方法を、豊富な臨床例と共に詳述する。
これは何のための本か?
のシリーズで、3作品目。
この本を読む理由は何か?
このシリーズを読んでいるため。
この本が伝える大切なことは何か?
非行少年の案件に限らず、子育ての環境だったり、国際問題なども、「相手を知ろうとする努力」が現代人に求められていると思えました。
総評
こちらにも少し感想を書きました。
このシリーズは、キャッチーなタイトルと帯、そしてショッキングな内容をクローズアップする宣伝方法で有名になりました。
けれど、中身として筆者の方が言いたいことは、社会政策のあり方なのです。
そこまでは伝わりきらずに、「変なふうにしかケーキが切れないやつがいるぞ!」という、一般人の歪んだ優越感のために利用されてしまっている状態が、しばしば見られます。
なので、この先生が指摘している「根気はいるが、その人に応じた教育の機会を」とか、「更生には効果があるものの、十分に提供できていない」という内容で、この本について盛り上がってくれる人がまわりにいない……。
この3巻も、「相手の事情を推し量るということが大切だ」と繰り返し書かれているのですが、そうしようと思ってくれる人がどれだけいるのか。
「有名になる・話題化される」ということの課題が多いと感じました。
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