内容紹介(「BOOK」データベースより)
本を焼くのが最上の娯楽であるように、人を焼くことも至上の愉悦であった。その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じる。そこで開かれるのが市井の人々の娯楽、「版重ね」だった。どちらかの「誤植」を見つけるために各々の正当性をぶつけ合う本と本。互いに目を血走らせるほど必死なのはなぜか。誤植と断じられた者は「焚書」、すなわち業火に焼べられ骨しか残らないからである。(表題作) 他「痛妃婚姻譚」「金魚姫の物語」「本は背骨が最初に形成る」など7編収録。目次(「BOOK」データベースより)
本の背骨が最後に残る/死して屍知る者無し/ドッペルイェーガー/痛妃婚姻譚/『金魚姫の物語』/デウス・エクス・セラピー/本は背骨が最初に形成(でき)る
これは何のための本か?
ミステリー作家・斜線堂有紀さんのホラーみある短編集だ。
この本を読む理由は何か?
行きつけの本屋さんメイツからのおすすめ!
この本が伝える大切なことは何か?
思ったよりも怖くて、グロテスクで、そして狂気と美しさに溢れた内容でした。
総評
中学生の女の子から紹介してもらった本です。
以前おすすめしてもらった本は、明るくて楽しい雰囲気のものが連続していたので、今回は読んでびっくりですわ!
でも私は雑食なので、こういう内容も好きです。
どの話も現実にはありえない設定でありながら、緊迫感を持って読んでしまいました。
本の背骨が最後に残る/本は背骨が最初に形成(でき)る
こちらはセットのお話。
死して屍知る者無し
人が動物に生まれ変わる村の、屍のゆくえについて。
ドッペルイェーガー
もうやっている人はいるかも知れない近未来SFです。
痛妃婚姻譚
とても痛くて残酷なお話。
『金魚姫の物語』
メディワ系のSF要素。
デウス・エクス・セラピー
ここにでてきた島のようなところは、実際にあるかもしれない。
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