こんにちは!
身近な人にいつもと違う様子を感じたら
そうなるに至った根源の問題に目を向けてみることです。
心が弱りかけている人を奮い立たせることは簡単ではありません。
気付いた人が本人の代わりにカウンセリングを受けたり
相談機関や救済制度の情報を集めたりします。
そもそも原因となった状況の改善や解決が先決となります。
いじめやDV被害などがきっかけになることもあります。
大切な人との離別や死別がきっかけと考えられる場合は
心理カウンセリングなどを通して傷ついた心と向き合い
その事実を受け入れるようにしていくことが大事です。
外的要因による不安が解消できるようなサービスや
セーフティネットなどの存在を確かめます。
一刻も早く「安心」を取り戻すことに目を向けます。
突然の失職や減収やそのほか数々の不都合のほとんどが
その人自身の性格や能力に関係がないことを認識すべきです。
「私が悪いのではない」「あなたのせいではない」と心に刻むことです。
社会不安や災害といった社会的要因であるなら
どれも本人には直接責任がないものです。
万全な予防策もありません。
高齢者の場合、認知症や他の疾患で判断能力が衰えた結果
セルフ・ネグレクトに陥っているケースが多いです。
福祉や社会制度の在り方が問題視されていますが
若年層の場合は別の視点が求められます。
高齢者は社会的弱者であると認識されているので
一人暮らしであれば地域のコミュニティからのアプローチや
行政の見守り体制などでカバーすることも出来ます。
ところが働き盛りの世代に対しては、そうした目が行き届かない
ケースが多いと言われます。
社会的弱者という見方がしにくく、地域のコミュニティにも
含まれていないことが多いので、何らかの支援体制があったとしても
そこから漏れてしまう事がほとんどです。
また世の中では「若者は経済的に独立しているはずだ」
「独立しているべきだ」という認識が一般的です。
このことが意欲をなくしかけている若年層に対して無言の圧力に
なります。
SOSを出す機会を奪う事にもなりかねません。
身近な人の異変に気付いたとしても、「本人の意志でこのような
生活をしているのだろう」としか思われないケースもあります。
若年層に対する社会的無意識の思い込みが
セルフ・ネグレクトの問題を解決しにくくしています。
まずは「こうした精神状態は誰にでも起こること」であり
「特に社会全体が危機的状況にある現在はそのリスクが高まっている」
ということを肝に銘じる必要があります。