こんにちは!
今回は映画「ケアニン」の感想です。
監督:鈴木浩介 出演:戸塚純貴 藤原令子 山崎一 水野久美 松本若菜 菜葉菜 小市慢太郎
この映画は、新人介護士(ケアニン)の青年が、一人の認知症患者を介護していくことで、介護の楽しさ&素晴らさに目覚めていく、と言う物語。
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厚生労働省が協賛し、文部科学省特別選定作品に選ばれただけあって、非常にひとつの方向性を持って作られているというか。
要するに「介護は楽しいよ!素晴らしいよ!だからみんな介護を仕事にしようね!」みたいなね。
いや、それ自体はわるくないと思うんですよ。
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介護ってこれから必要になることは間違いないし、介護を仕事にする人がもっと増えた方がいいのは事実。
だからもし、この映画で描かれていることが本当なら、介護の未来は明るいと思います。
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もし本当ならね。
この映画で示される介護の方向性自体は、非常に共感します。
「ヘルプマン」というマンガがあり、そこでも示されていた考え方ですが、簡単にいえば「認知度患者にもクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を!」ということ。
ただ管理されながら死ぬのを待つのではなく、人間としての尊厳を持ち、人間として生き、人間として死ぬ。
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そんな介護をしてもらえるなら、是非ともしてもらいと思います。
でも、そういう介護ってこの映画みたいにうまくいくもんでしょうかね?
この映画を自分が素直に肯定できないのは、介護と言うものの上辺・いい面だけをピックアップしている気がするから、なんですよね。
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例えば「下の処理」や「被害妄想」などなど、認知症にまつわる大変な問題っていっぱいあると思うんですよね。
そこの問題が扱われてはいるんですが、扱いが軽いというか。
実際の介護ではそここそが問題になると思うし、そこは楽しいという感情とか、素敵な理論じゃどうにもできないと思うんです。
漏らすもんは漏らすと思うんです。
精神論で全部解決できるのかねえ?というのが、この映画を見て疑問だったというか・・・。
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まだ実際に介護をしたことのない人間がそう思ったのは事実なわけで、実際にしてる人が見たらどう思うのか、気になるところですね。
うーん、やっぱり介護は一筋縄ではいきませんね。