順当な進化だけど…サプライズは少ないかも
【デザイン】
Mark IIからの正統進化。外観ほぼ同一、ペンタ部がR1寄りに洗練。HDMIフルサイズ化、グリップのラバーが手に吸い付く感触に。
【画質】
約3250万画素への高画素化でトリミング耐性が大幅向上。キヤノンらしい美しい肌色再現は健在。常用ISO上限は102400→64000に低下したが、ISO12800まで十分実用的。
【操作性】
Mark IIとほぼ同じで従来ユーザーはすぐ使える。電源スイッチがやや固め。
【バッテリー】
新型LP-E6P採用。撮影可能枚数はMark II同等。動画多用なら予備必須。
【携帯性】
サイズはMark IIと同一。質量約29g増だが誤差レベル。
【機能性】
AFはR5II/R1譲りで追尾性能が大幅向上。連写は電子40コマ/秒、バッファ強化でRAW連写が快適。プリ連続撮影で0.5秒遡って記録可能。手ブレ補正8.5段。動画は7K、4K120p対応だが冷却ファン非搭載で4K60pは約28分制限。CFexpress+SDデュアルスロット化は大歓迎。
【液晶】
Mark IIと変わらず。EVFは実用十分だが競合比やや平凡。
【ホールド感】
グリップ形状絶妙、ラバーの吸い付き感向上。長時間でも疲れにくい。
【総評】
「スタンダードフルサイズの完成形」という一台。
■良い点:3250万画素/AF進化/バッファ強化/CFexpress対応/8.5段手ブレ補正/プリ連写/動画強化
■いまいちな点:価格約10万円増/ISO上限低下/動画発熱制限/EVF平凡
初代R6以前からなら文句なし。Mark IIからは価格差次第。
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余談。「10万の差額で旅行行ける」って言う人、旅行行っても手元にはMark IIしか残らん。Mark III買えばMark IIIが残る。買った方が1台お得。これがカメラ沼の「カロリーゼロ理論」。
10万÷5年÷365日=1日55円。うまい棒5本。うまい棒と最新AF、どっち取る?
ISO102400→64000で騒ぐ人、ISO102400で撮った写真SNSにアップしたことある?私もない。使わん機能が減っても「減った」とは言わん。
...私Mark II持ってるんですけど、レビュー書いてたら欲しくなった。自分で背中押してる。沼、深い。