2025.3追記
個人的にZ50IIをおススメしない理由を追記します。
Z50IIの場合はボディのみで495gと軽くないのに、ソニーα6600の418gには搭載されるボディ内蔵手振れ補正機能は未搭載です。
これでは、手振れ補正機能はレンズ頼みとなりますので、新しいZマウントレンズでさえ、APS-C用レンズを除くと、200mm以上の望遠レンズにしか手振れ補正機能を持たないため、新しいZマウントの70-180mm f/2.8といったレンズをもし使うことになるとすれば、特に180mm側の撮影では手持ち撮影は上級者でも困難なものとなるでしょう。
これは特にZ50IIのユーザになるような初心者の方には手振れ補正機能が使えるソニーα6600+70-200mm F2.8 G では手振れせずに撮れてしまうシーンでも、Z50IIでは手振れして撮れないことを意味します。
これは単なる一例で、実際に使いそうな中古品が非常に安く買える望遠ズームレンズを例にするとZ50II+FTZアダプタ+AF NIKKOR 75-300mm F4.5-5.6といった組み合わせで手振れ補正機能が使えないので、特に300mm側では高速シャツターが使えるシーンですら手持ち撮影が上級者でも困難なものになるのと比較すると、
同じようなソニーα6600+LA-EA5アダプタ+MINORTA AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6の組み合わせならば、初心者でも注意すれば高速シャツターが使えるシーンならば手持ち撮影が可能なシーンが出てくるのとは大きな違いとなってしまいますね。
ニコンに限らず、古いフルサイズ用レンズは勿論ですが、最近のボディはα6600のようにボディ内手振れ補正機能を持つものが増えたので、最新のレンズでも手振れ補正機能を持たないレンズが増えていますので、Z50IIについてはレンズ選びも細心の注意が必要となります。
Z50IIでは、このようにミラーレス一眼として当たり前なレンズをいろいろ活用するという本来の使い方さえ、ソニーα6600では当然として問題ないことが、Z50IIではハードルとなってきますね。
そうしたことが個人的にZ50IIをおススメしない理由となります。
−以下追記前部分−
ニコンの新型APS-C機種のZ50IIを見てきました。
基本的な操作性には気になる点は無く、コマンドダイヤルの位置もシャッターボタンの前と後ろ側にあって悪くないです。ただAPS-C機種としてはボディのみで495gとソニーのフルサイズ機α7cIIの430gと比較するとかなり重く、サイズ感もフルサイズミラーレスのベンチマークと言えるα7IIIに近いサイズ感なのは残念な点です。
【良い点】
・充実したオート撮影機能
【気になる点】
・専用のZマウントDXレンズは5本しかなく仕様の割に高価格
ソニーのEマウントレンズはAPS-Cだけで現行18本あるのとは大きく違いますね。
・FTZマウントアダプタは3万円と高価
ソニーのAFモーター内蔵LA-EA5は2万円強です。AFモーターも無いこのアダプタがいかに高価格かわかりますね。
・FTZマウントアダプタはモーター非搭載レンズでAF不可
・FTZマウントアダプタはレンズの一部でAEさえも不可
・イマドキ2000万画素は新機種として微妙、2400万画素がイマの標準
画質を考えるとこれは賢明な選択とも言えますが...やはり画素数が少ないですね。
・Zマウントのフルサイズレンズはサイズも大きく価格も高い
AFを使おうとするとZマウントのフルサイズレンズか一部のモーター内蔵FマウントレンズをFTZマウントアダプタを介して装着するしか選択肢がありません。
・50-250VRの次の3本目を買うなら他の機種がおススメ
本格的にいろいろレンズを買うなら、そもそもニコンやキヤノンのAPS-Cは選択肢から外れます。
【まとめ】
16-50 VR という24〜75相当の標準ズームで15万円です。
そこは出せたとしても、ミラーレスカメラは交換レンズをいろいろと揃えて活用するのが基本の製品となります。
まあ、50-250VRという望遠ズームを揃えて約20万という予算で、このカメラを使うユーザの8割は十分だと考えるので、それ以上の発展は無い前提なら、これでも良いかもしれませんが。
このカメラが少し前のD5000シリーズのようにFマウントで、ダブルズームレンズキットが10万くらいで買えたなら、その程度の利用範囲で十分アリだと考えますが、予算20万も使うなら、個人的見解としては趣味としてもっと本格的に楽しめる機種が良いのではと考えてしまいますね。
ただ、カメラも各社ともに高価になり、おススメも難しいのですが、実用性に趣味性まで求めるならば、同程度の価格でまだ新品が買えるソニーのα6600に中古のEマウントレンズを標準ズームと望遠ズームでとりあえずそろえるとか、この価格帯では珍しくボディ内手振れ補正機能を搭載しているので、AマウントアダプタのLA-EA5を買い、古いAマウントレンズをAFと手振れ補正機能付きで使うとか、いろいろと遊べます。レンズはフルサイズ対応のものを購入しておけば、フルサイズに移行したときもそのまま使えます。ソニーのミラーレス機は、ソニーとミノルタ製品だけで200本近いレンズが使え、シグマ、タムロン、トキナーのレンズは何本あるかはっきりしませんが、ニコンやキヤノンと違い30〜40年前の他社レンズでさえAFが使えて、α6600ならば手振れ補正機能も使えます。
この手振れ補正機能は初心者ほど重要な機能で、きちんとカメラが構えられるようになっても、イマドキの2400万画素とか高画素機種では、とても便利な機能であることは確かです。
ここに詳しくは書きませんが、個人的な見解になりますが、ユーザー軽視で同じような写真を撮ろうとするならばコストが高くなるニコンよりも、ユーザーに対して良心的でコストも安いソニーのボディ内手振れ補正機能も付き機種のα6600か6700あたりから選択することをおススメします。