HUAWEI FreeBuds 6i [ブラック] レビュー・評価

アプリ「AI Life』。接続した状態で「更新」をクリックすると最新版にUpdateする。	収納ケース。手のひらと比較するとかなり小さいことがわかる。細シボ加工で滑り難い。	Bluetooth接続は、ケースにあるボタンを使用する。
ケースを開けたところ。隙間なく、みっちり詰まっている。	指はギリギリ。出してみると、反転させないと耳に付けられない。改良希望。	イヤホン本体。中央の独特の形状で耳にフィットさせる。

HUAWEI FreeBuds 6iの考え方は、「安価イヤホンにも強力ノイズキャンセリングを」だ。

ここ数年、HUAWEIのイヤホンの技術は進化を続け、かなり良くなった。どういう技術かというと、１）ノイズキャンセリング、２）音質、３）装着の３点だ。
今回は、この３つ全てを変えるたモデル。メーカーよりサンプルを貸し出してもらい、チェックした。

今ドキのイヤホンであるので、Bluetooth接続すれば使用できる。が、HUAWEIのイヤホン技術がどんどん進化していることでも察せられる通り、進化技術の内、プログラムに関することはアップデートできるようになっている。アプリの名前は「AI Life」。イヤホンを接続後、当アプリを立ち上げ、「更新」をクリック。今、使用しているものが最新であることを確認願いたい。

これを怠ると、再生帯域の伸びがない籠った音で聞くことになる。実際筆者も戸惑ってしまった。使い始めにまず行うこと。

【デザイン】
最近のファーウェイらしいデザイン。
しかし、無理やり小型化したようなところがあり、手に馴染まない。ケースは掴みにくいし、イヤホンは出しにくい。出したら出したで、装着方向とは逆。持ち変えることが必要。歩きながら装着する気にならない。
もう一回り大きい方が手にも馴染み、より使い勝手も良くなったのではないかと思う。

【高音の音質】
楽器の音色再現はイマイチだが、ポップスを聴くには十分なレベル。

【低音の音質】
イヤホン再生では、十分なレベルに低音が出ている。

【フィット感】
良好と評しても問題ないと思う。耳に当たる出っ張りの方向、サイズが良い。

【外音遮断性】
とても良い。一番の売りであり、高級モデルと差もない。

【音漏れ防止】
基本十分。電車内ボリュームマックスにしたが、睨まれるなどうるさいと言うジェスチャーはなかった。

【携帯性】
持ち歩くには、問題ないサイズ。
本体フル充電時：５時間再生、本体＋ケース再生：２０時間。（ノイズキャンセリング ON）
一週間は気にせず使えるレベル。

【総評】
１万５千円という価格で、この音質は、すごく魅力的。手に馴染みにくいとしてもだ。音に貪欲でない人はもちろん、よくできた入門モデルとしてもお勧めできる。