N9 Hybrid [ブラック]
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- イヤホン・ヘッドホン 418位
- ワイヤレスヘッドホン・Bluetoothヘッドホン 54位
- オーバーヘッドヘッドホン 135位
N9 Hybridの端子とボタン操作部分、ドングル収納部分
N9 Hybridのスイーベル、片方向90°のみ |
N9 Hybridの接続状態とアプリ画面その1 |
N9 Hybridのアプリ画面その2 |
N9 Hybridのアプリ画面その3 |
N9 Hybridのアプリ画面その4 |
【デザイン】
形状は異なるが、佇まいは往年の機種であるharman/kardonのFLY ANCを何となく感じさせるものがある。アジャスター部分は1アームなのにラッチ式なのがやや今風ではないなと。端子類は剥き出し感がそこそこ抑えられてはいる。
【低音の音質】【高音の音質】
N9 HybridはWH-1000XM5に比べると中高音がブライトで低音のダンピングは抑えられている。そして密閉型の割に音場の広がりが感じられるので、その辺りが音色的な選択ポイントになりそうである。
ボリュームは本体操作でも16ステップなのが残念。そのボリュームは右ハウジングの蓋の部分を捻って調整するのだが擦れがあってザリザリした音が耳に付くのは惜しい所。
試してはいないがアプリの設定で低音量ダイナミックEQと言うのがあり、低音量時の音痩せを抑えられるそうである。
【フィット感】
N9 HybridはWH-1000XM5の緩い側圧に比べると締め付け感があるものの人工皮革イヤーパッドがもっちりしているし、少し通気性があるのか丁度良い室温なら汗でベッタベタにはならない。
【外音遮断性】【外音取り込み】
まあここはしょうがない所だとは思うが、N9 HybridのANCの効きはWH-1000XM5の明らかに遠くなるような効きに比べると1ランク落ちる。外音取り込みはナチュラルさが良好であった。
【通話マイク】
これは素晴らしい。周囲音をがっつりキャンセリングしながら喋りの明瞭性が保たれている。通話時に側音を効かせる事も可能だが、ボイスウェア低でもちょっと大きすぎるようである。この辺りはファームウェアのアップデートで対応して欲しい所。
【バッテリー】【携帯性】
BluetoothのANC ONで音楽再生は最大55時間、ドングルのANC ONで音楽再生は最大45時間、有線接続のANC ONで最大40時間、BluetoothのANC ONで通話は最大35時間、ドングルのANC ONで通話は最大30時間の仕様になる。
【機能性】
付属ドングルはUSB Type-Cの端子に直挿し可能で、実際にピアノソフトで演奏した所では遅延の少なさがとても素晴らしいし音色に雑味が少ない。
マルチポイントは再生先取り方式で通話優先、ただ、ドングルとのマルチポイントの場合は手動で切り替えないと駄目なようだ。
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