『ある程度のスペックと拡張性を備えた良いPC』 ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T Minecraft： Java&Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱版 Core i5 14400F/RTX 4060Ti/16GBメモリ/500GB SSD K/13642-11a AKLOさんのレビュー・評価

そろそろ処理がキツくなってきたためガレリアのノートパソコンから乗り換え。
すこし構成をいじって電源800Wとメモリ32GB、ファンを上部に一基追加してCPUをi5-14500にカスタムオーダーした。


【デザイン】
人によるが無難で悪くないケースだと思う。個人的にはすこしロゴエンブレムが野暮ったい。


【処理速度】
必要十分。14500にしたのが効いてるのかi5にしては想像を超えて処理が速い。

動画のエンコードも文句なしの速度で、ゲームのプレイ動画を投稿したりする人も十分実用に堪えるだろう


【グラフィック性能】
バランスが良いと思う。4060 tiなら最新ゲームも動かせるし、バックグラウンドで録画しながら遊んでも動作が安定している。

画質については中の上くらいの設定で遊んでいるぶんにはたいていファンも静かに動く。

昨今のハイエンドグラボの「電力ドバドバ！超スペック！」に差し掛かる前のグラボなのであまり電気を食いすぎず、スペックと引き換えではあるが、ほどほどに効率を重視してくれているため発熱面でもやや安心して使えている。


【拡張性】
中にASRockのMicroATXのマザボが入っており無難にまとまっている。
オプションで取り付けを頼んでいなければM.4はWiFi用がひとつとSSD拡張ポートがひとつ空いているはず。
自前で取り付けるなら受け用にM.2 SSD用のスペーサーを買っておくべし。4mmスペーサーをつけてからSSDを差してのっけるとちょうどいい高さになる。
メモリもたしかDDR5対応なのでDDR4から乗り換えたい人はあとで積み替えることも可能。

作業性はちょっと良くない。さすがにデカいケースにデカいマザボが入っているわけではないので多少狭苦しいが、まあ横倒しにしてグラボを外せばたいていの作業は行える。



【使いやすさ】
最新の超高負荷コンテンツを最高画質144FPSで遊ぶとかいう人でもない限りはこれで特に問題は無いと思う

標準仕様のi5-14400だと正直今後ちょっと厳しい……頭打ち感があるが(それもあって自分は14500にしたのだが)、同じソケットの別のインテルCPUに積み替えてグラボも替えれば今後のゲームもしばらく対応できるだろう


【静音性・発熱】

やはり4060 tiは発熱量が程よい感じ。あまり無理してる感がない。

ファンは標準のものでもわりあい静かで気になるほどではない。
より静音にこだわる人は前面パネルのLEDをCPU温度に応じて変わるように設定すると「どのくらいの画質設定が静かかな？」と探りやすいだろう。
ASRockのArmoury Crateというドライバソフトを使うとマザボに接続されたLEDを制御できるので、これを使うとフロントLEDをCPU温度の目安にしたり、単純にきれいなRGBイルミネーションにもできる


【付属ソフト】

オプションでOfficeや代替ソフトをつけることもできる。レポートや書類を家で捌きたいならつけるのもいいと思う。


【コストパフォーマンス】

悪くないと思う。ほかのBTOだとこの程度のスペックを求めるともう少し高く付く。



【総評】

かなりちょうどいい感じのタワー型PC。
最新、最高のスペックを求めるのであればほかの機種を選んだ方が良いが、これで十分に各種新作ゲームを楽しめる。

そこそこカスタムできる余地があるので、今後CPU積み替え、グラボ積み替え、メモリをDDR5にといった発展性もそれなりに望めることもあり
PC初心者が買ってみて、数年後スペックが厳しくなったら改良してみるという将来性もある。