HCD-22M-W [ホワイト] レビュー・評価

本体とマルチツール全てを充電台に立てかけられる。	延長パイプと フロアヘッドを装着したところ。	すき間ノズル、ブラシノズルを用意。
フロアヘッドは 回転ブラシなどがない吸引タイプ	ダストカップ内のごみの状態がやや気になった。

1万円前後で購入できるコンパクトなハンディ掃除機。延長パイプ、フロアヘッドが付属しており、スティック掃除機としても使える。マルチツールが付属しており、すき間ノズル、ブラシノズルが利用可能。全て充電スタンドに立てかけて管理できる。

メーカーからお借りして試した。

本体サイズはハンディ時で幅6×奥行6×高さ42cm。約500gと軽い。延長パイプとフロアヘッドを取り付けたスティック時で幅24×奥行14×高さ93cmとなる。この状態でも1kg以下と非常に軽い。

集じん容量は0.15Lで、連続使用時間は約20分。電源ボタンをもう一度押すとターボモードに切り替わり、ハイパワーで吸引できる。この場合は約14分利用できる。

フロアヘッドは回転ブラシなどを搭載しないタイプで床に密着して使う。このため、大きめのゴミはヘッドが押してしまうため、上から押さえるようにして吸引する必要があった。

パワーはそれなりで、ピンポイントにゴミを狙うとしっかりと吸い込んでくれる。メーカーによると吸引力は14000Paで、ハンディ状態なら500円玉のような重たいゴミも吸えるそうだ。ただし、フロアヘッドを使って面で掃除機をかけると、それなりに取り漏らしがあった。この辺りは、複数回かける、もしくはピンポイントで狙うということで対応する必要がありそうだ。

使っていて気になったのがゴミ捨て後のダストカップだ。本体から取り外してフィルターを抜くとゴミが捨てられる仕組みだが、それでも、吸口の周りにゴミが残ってしまうことがあった。

ダストカップが非常に細長いため、小さなゴミをうまく落とすことができなかった。なお、ダストカップは水洗いできるので、水で流すことはできる。

1万円前後で購入でき、マルチツールが付属しているのは非常に便利。大きな部屋でのメイン掃除機としては物足りないが、一人暮らしの部屋や、子供部屋用のサブ掃除機として使うのであれば十分なレベルだ。