instax Pal チェキ [ミルキーホワイト] レビュー・評価

届いたばかりで猫などを撮ったくらいでのレビューです。

いつも持ち運ぶ鍵などにつけておける小さいカメラを探していました。
トイカメラも考えましたがイマイチ購入に漕ぎ着けず。
そんな中instax palが年始の毎度のCMで見かけて一目惚れでした。
しかもチェキでinstaxのプリンターなどを使用すれば印刷できるという優れもの！
値段も1万円ちょっととトイカメラからしたら高めだけれども、チェキができると思えば高くない値段。

メリット
・とにかくコンパクトです。卵やゴルフボール程で手に収まります。
・必要最低限のスペックを備えていると思います。
・スイッチオンオフもストレスなく起動します。
・ボタンはPCトラックパッドのスイッチを押す感じのクリック感。画像などからはボタン大きすぎないかな？と思っていましたが、自撮りをするときの人差し指でも、普通に撮って親指でも押しやすいボタンでした。
・本機というよりもスマホのアプリでいろいろ設定できるので現代人には非常に使いやすい（シャッター音、撮影フォーマット、露出、フラッシュなど）
・アプリとの同期もストレスなく繋がります。(ちなみにiphone7)
・アプリ画面で本体のバッテリーが分かります。
・アプリと同期して一度、画像を取り込んであれば本体を入れてなくてもアプリで画像を見れます。
・Palの画像は基本チェキの白枠が付いたものとなるので、アプリ上はもちろんですが、スマホにダウンロードしたときにもチェキのような画像として残ります。
・アプリから直接各種SNSなどにシェアできます。
・micrSDで保存できるのもいいです。（１Gで８５０枚程度だそうです）ハイブリッド機のようにプリントせずに保存しておくことができるので便利だしエコ。必要なものだけプリントしたり、LINEなどで送ったり,SNSシェアをしたりできます。変な話、チェキ風味は楽しみたいけれども現物がと気負いすることもなくなると思います。スマホ画面でもチェキ風味を楽しむことができるので良いです。
・LFスイッチ（直にプリント。スマホにリンク）を選ぶことができるのでその時の使用環境で選べるのは便利。
・小さいのでスピーカーはそれほどでもないだろうと思っていましたが、意外と高品質でした。期間限定のすずちゃんの音声にしています。面白いです。シャッター音も録音できるようなのでオリジナルが作れます。既存の音もなかなか心地よいかわいい音です。
・広角レンズ（16mm）なので手を伸ばせばセルフィーも集まっても撮れます
・連写（七枚）ができる

デメリット
・とにかく小さいので付属のリングのものをつけるか、ストラップなど落下防止対策をしていないと危ないです。
・一枚取り込むのに１５秒程度。多く撮ってアプリで同期すると取り込みに時間がかかる点、注意が必要かなと、取り込み中はアプリ機能は何も使えません。こまめに同期した方がいいかもしれないです。
・画質はあくまでもチェキなのであしからず。
・最短撮影距離が20cmくらいなので20cmくらい離れていれば大体撮れるが勘で撮る感じ。一応付属のファインダーとなるリングがあります。
・シャッターラグがあります。パシャっと撮って１秒くらい待った方がブレません。
・リモート撮影もできますがスマホに映る画面はそれこそPalくらいのサイズの画面でとても小さい。撮った後すぐに取り込みになるのですが７秒くらいかかります。
・設定で「カメラ内画像自動消去」がありますが、アプリと同期したときにアプリ内に画像を移し、本体やmicroSDの画像を消すというもので、これをoffにしておくと本体やmicroSDにも画像は残されます（この時の画像はチェキのようなフレームなしの普通の写真です）再度ダウンロード（スマホのみ）する際は2分ほどかかりました。なのでSDカードはバックアップ用と考えた方が良さそうです。アプリ内に残す場合にはスマホの容量を使うので考えものです。SDに保存されたものは一応PCでも見れます。

【デザイン】
コロンとしていて可愛いです。

【表現力】
チェキとしての表現力は満点。
思い通りに撮れるか？という点では3点だけど、
コンセプトを理解すれば満点。

【ホールド感】
付属のストラップを使えば案外ホールドしやすいです。
実際に使った人にしか分からないかもです。

【携帯性】
満点と言いたいところですが、丸い形状なので搬送に少し気を使ってしまいます。
純正ケースを付けるといいのかも？

【機能性】
基本的にアプリに依存されますが、足りないものは無いです。

【フィルムの入手】
手に入らない！もしくは高級ですが、私は何とか正規の値段で手に入れました…（2023.11）

【総評】
初代ミニエボに続いて購入しました。

チェキの画質そのままに、フレーム付き写真がスマホに転送できる！というのが個人的にハマりました。
ミニエボでもそれは可能ですが、プリントアウトした画像のみしか転送できないので（おそらく…）
現状ではチェキフィルムが手に入らないですが、私はデジタル版チェキとしてトイデジ的に使っています！

高級なおもちゃですが、何も考えずにパシャパシャ撮っていると初心に返れてなかなか楽しいです。
こういう所、富士フイルムは上手いなって思います。。

自転車のそばに白猫が2匹いるけど、白飛び・・・。左上の天井部もノイズがすごい。	やはり左の青空のノイズがすごい・・・。	アプリで見ながら使うならなんとか撮れる・・・。
小さいから旅行で適当に撮るなら面白いかも？通天閣	画像は荒いし、ノイズもすごい。	目測だと思った通りには撮れない。

フジのオンラインで予約して購入
シャッターサウンドが変えられるのが面白い。
画像は撮像素子が1/5型CMOS原色フィルターで想像通りでそこまで良くない。
焦点距離がf＝16.25mm（35mm判換算）、絞りがF2.2のパンフォーカス。
プリント機能を切り離したら、それはもうインスタントカメラではなくてデジカメ。
このサイズでフラッシュ内蔵で三脚穴があるのは評価できる。
スナップに使えるかな？って思ったけどシャッター押してから撮影までタイムラグがかなりある。
フジがデジカメでなくてインスタントカメラとしたのは自撮り用ですよって意味合いもあると思う。
撮影枚数は本体にマイクロSD入れようが50枚で1度専用アプリに接続しないと、50枚以上撮影できない仕様。
これもインスタントカメラのフィルムを意識しての作りだと思う。
USB Type-Cは充電専用なのが痛い・・・。（PCと直接接続できないってこと、カードリーダーなりアプリ経由でデータを飛ばす）
それでもコンセプトが面白いし、値段も安いし、今後の展開に期待。
フラッシュで食べ物撮ったら面白いかな？（やってみます。）

palの小ささがわかると思います。EVOは、プリンター用に購入しました。	コロンとしてなん良い感じです	青空も綺麗に写ります

【デザイン】
コロンとしていて、可愛らしい。なんか生き物みたいな感じで愛着が湧きそうです。
【表現力】
撮る人の感性次第な気もします。テキトーに向けてもキチンと写っていますね
【ホールド感】
これが、見た目とは違い、思ったより良い感じです。
フラッシュや、レンズに指がかからない様に気を付ける必要はありそうです。
【携帯性】
これをチェキと言って良いのかによりますが、
今までのチェキの中では1番でしょう（当然か）
別途カラビナ付きのシリコンケースを購入すれば身近に携帯出来ます。
【機能性】
miniサイズ、wide、squareと、撮った後にも変更可能。エフェクトもかけられるのが便利です。
【フィルムの入手】
別途プリンターが必要になりますが、最近は比較的入手し易いのでは。
内蔵メモリで50枚撮れます。アプリに繋ぐ度に転送されて、メモリ内の画像は消去（設定で変更可能）なので、そんなに大容量のメモリーカードは必要ないようにかんじました。
【総評】
子供のプレゼントに買ったminiから始まり、SQ10、プリンター用に購入したEVO、そして今回のpal ですが、これは現像しなくても、スマホでエフェクトかけたり、共有出来るので、また新しい楽しみ方が出来るチェキだなと思いました。
小さくて、可愛いので、いつでも、どこにでも持って行って、気ままにパシャパシャと、撮って、気に入った物を印刷したり、友達に送ったり、楽しいカメラだと思います。
もう少し注目されても良いと思うんだけどなぁ。