LCD14HCV-IPSW [14インチ]ITPROTECH
最安価格(税込):¥23,067 (前週比:±0 ) 発売日:2022年 9月上旬
プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む
2024年4月28日 12:31 [1838506-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
発色・明るさ | 5 |
シャープさ | 5 |
調整機能 | 5 |
応答性能 | 5 |
視野角 | 5 |
サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
突然、「ツイ廃モニター」が欲しくなった。
ツイ廃とは、日常生活に支障が出るほどにTwitter(現X)を高頻度にチェックする超ヘビーユーザーを、その狂気と情熱に対し尊敬の念を込めて「ツイッター廃人」と呼ぶことがあり、ツイ廃モニターとは、そうしたツイ廃勢がスレッドチェックに活用するのに便利なモニターと言うことである。
現在、発売されている「ツイ廃モニター」の種類を「解像度×画面サイズ」の組み合わせでまとめた表を作成したので上の写真欄に示す。
ここから、なぜ、筆者が、LCD14HCV-IPSWを選んだのかを説明したい。
調べて見ると、バータイプモニターは、そのメイン部材である液晶パネルの種類によって解像度と画面サイズが異なっており、同じ液晶パネルを採用したと思われる製品も、各社から各社なりの「特徴的な機能」を追加することで、様々な製品が市場に登場している。
解像度的には、表xに示したような「解像度×画面サイズ」の組み合わせになっており、当然、解像度や画面サイズの値が小さいほど安価な製品となっている。
同じ「解像度×画面サイズ」の製品であっても、前述した「特徴的な機能」の違いにより、価格差もある。
価格重視ならば、1280×400ピクセル、1920×480ピクセルあたりのモデルを選ぶべきなのだろう。前者は安いものだと7000円台から、後者は12,000円前後から存在する。このあたりのモデルは画面サイズ10インチ未満のモノが多い。
解像度重視であれば、2560×720ピクセル、3840×1100ピクセルのモデルがよさそうだ。このタイプは価格は少し上がり、2万円台前半から3万円台中盤あたりの価格帯となる。
ツイ廃モニターにおいて、その機能が必要かどうかで迷う「特徴的な機能」として「タッチ操作」対応かどうか、だ。
タッチ操作対応モデルは、タッチ操作非対応のモデルに対しては、2千円〜3千円ほど高くなる傾向にある。
タッチ操作は、メインモニターからツイ廃モニターに対して、マウスカーソルを持って行きにくい環境下、使いにくい状況下において、ツイ廃モニター側のスクロール操作などをしたいときには威力を発揮しそうだ。
筆者は、この表中、最も解像度が高いのが3840×1100ピクセルで、画面サイズも14インチのLCD14HCV-IPSWを選んだ。
本機はタッチ操作には未対応だが、筆者は、今回のツイ廃モニターに対して「情報表示のみに徹した使い方」を想定していたので、タッチ操作は不要だと判断した。
使ってみて、その使い勝手や機能性には満足している。
充実したHDMIとDisplayPortの各端子からの2入力を同時表示できる2画面表示機能は複数のPCや端末から映像を入力する頻度の高い筆者にとってはとてもありがたかった。
また、「それなりのサウンド」が楽しめるステレオスピーカー機能も、思ったより高音質で驚かされた。
それと何より、画質が「まとも」なことに感激する。
カラースペクトラムも上の写真に示すが、中堅クラスの高画質液晶モニターとよく似たものとなっていた。
赤色のピークスペクトルの形状に二重のトゲが見られることから、KSF蛍光体を用いている可能性が高い。KSF蛍光体とは、ケイフッ化カリウム(K2SiF6)を主成分とした赤色蛍光体で、スペクトル幅の狭い、高純度な赤色を得られるのが特徴だ。最近は、上級な広色域モデルは量子ドットに移行してしまったが、中堅クラスのデザイナー向け液晶モニターでは未だに採用例は多い。画質がまともなのも納得である。
本機は光沢タイプのIPS型液晶パネルを採用しているが、そのおかけで、迷光の影響が少なく発色もコントラスト感も優秀であった。
商品箱開封から実際の動作テストまでの流れは、下記の動画にまとめてもいるので参考にして欲しい。
https://youtube.com/live/oxaFAywN0ao
最後に、いつも大画面☆マニアで計測している入力遅延とカラースペクトラムの計測を行ったので、それらについても言及しておこう。
入力遅延は上の写真でも示しているように1920x1080/60Hzで1.8ms。
なお、3840x1100/60Hzでは計測ができなかったが、理屈上、入力遅延は1.8msに準じタア対になるはずである。
測定結果の証拠写真については上に示しておく。
参考になった23人
「LCD14HCV-IPSW [14インチ]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
数ある「ツイ廃モニター」からLCD14HCV-IPSWを選んだわけ | 5 | 2024年4月28日 12:31 |
このサイズでPBP/PIPができるのがポイントでした | 5 | 2023年10月17日 00:00 |
PCモニター・液晶ディスプレイ
(最近1年以内の発売・登録)
新着ピックアップリスト
-
【おすすめリスト】2024年5月ゲーミングPCおすすめリスト
-
【欲しいものリスト】2024デスクトップ アップデート
-
【質問・アドバイス】初パソコンアドバイスをお願いします
-
【おすすめリスト】単価100円代 カップ焼きそば わたしのランキング
-
【Myコレクション】カメラまわり
数ある「ツイ廃モニター」からLCD14HCV-IPSWを選んだわけ
5
(PCモニター・液晶ディスプレイ > LCD14HCV-IPSW [14インチ])西川善司 さん
(PCモニター・液晶ディスプレイ)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス