『絞り解放から十分使えます』 CANON RF28mm F2.8 STM DENSONさんのレビュー・評価

R5に装着しています。		RF28とEF40の背面比較です。
絞り4.5、ISO2500で撮影

RFでは初めてとなるパンケーキレンズです。もっとも、EFシリーズでもEF40とEF-S28の2本がリリースされているだけです。（EF40はすでにカタログ落ちしています）

　私は、このレンズを使う上で、ボディー内手振れ補正が必須と考えています。特に街中で、歩きながら出撮影するためには、手振れ補正は欠かせないでしょう。
　以前EF40を購入したときに、手持ちで夕景を撮影したときに、パソコンに取り込んでから、手振れに気が付いたものの、後の祭りとなったこともありました。すべては私の技量のなさのせいでしょうが、ボディー内手振れ補正は、EF40も生き返りました。
　RF28もレンズに手振れ補正はついていません。

　画質を調べようと、RF24-105 F4 L 　と比較してみましたが、特に顕著な差はありませんでした。RF28は絞り解放から、きれいに結像し、破綻は見せませんでした。ボートレース場での練習風景をR7に装着して撮影してみましたが、トリミングにも十分耐える写りでした。

　プラスチックモールドレンズには直接手が触れないよう、最後面にはガラスレンズをもってきており、プラスチックに直接手が触れないように作られています。EF40とはかなり構造が違います。

　このレンズは台湾製でEF40はマレーシア製でした。

　EF40での経験から、RF28も大丈夫との見込みで購入しましたが、やはりきれいな写りでした。繰り返しになりますが、ボディー内手振れが搭載補正がなかったら、このレンズの購入をためらったかもしれません。

　町ブラには、条件付きですが、私にとっては手放せないレンズとなりそうです。