2024年1月20日 13:46 [1804282-1]
満足度 | 2 |
---|
デザイン | 3 |
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画質 | 3 |
操作性 | 3 |
バッテリー | 無評価 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 3 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 3 |
R10、R50、R7、R100と矢継ぎ早に出してきた4つ目のAPS-Cモデルです。
唯一メリットがあるとすれば、RFマウントユーザのサブ機でしょうか。この機種がボディのみでレンズが付かない製品があるのも、そうしたRFマウント既存ユーザを意識したものでしょう。
キヤノンのこうしたローエンド機種では、上級者のサブ機としての使用が最初から意図されているようで、上手に機能を落としているので、本機もそれなりに即応性も確保されていますし、とてもコンパクトにも仕上がっています。そのあたりはキヤノンの昔から上手いところです。
良い点はそれくらいで、RFマウントの資源をもたない新規ユーザにとっては、このようなシステムは何一つメリットがありませんので、そのあたりを書いていきます。
1つめがAPS-C対応のRFマウントレンズはソニ−よりも高価で4本しかないこと。
ソニーが現行ラインナップだけでも11本のAPS-C専用レンズを用意するのとは大きく違うのはもちろんのこと、この製品のようなボディのみを購入しても、ソニーなら過去に販売されてディスコンになった中古レンズに手ごろで使えるものが揃うので問題ありませんが、APS-C専用のRFレンズはローコストな作りのプラスチックマウントレンズでも高価なので注意が必要ですし、中古もほとんどありません。
2つめが、キヤノンのAPS-Cは他社が35mmフォーマットの1.5倍の焦点距離として使えるのに対して、キヤノンのみ1.6倍の焦点距離となるためセンサー面積が他社より小さいこと。
これはAPS-Cが登場した20年以上前はそれほど大きな問題になりませんでしたが、最近の画素数アップで3300万画素のR7はISO1600ですでに画質劣化が目立ち高感度に弱いことを確認しており、今後に2400万画素からの画素数アップが他社に増して難しいことが予想されます。
3つめが、2012年に作り出したミラーレスフォーマットのEF-Mを捨ててしまったこと。
サイズ的な仕様がとてもソニーが2008年に発表して2013年にはフルサイズ機を発売しているEマウントに類似しているのに、あっさりEF-Mを切り捨ててRFマウントに移行しました。
大口径化して光学設計がやりやすいからとの言い訳をしていますが、それならコストの安いレンズを使って安価で高性能を出すのかとおもいきや、逆にRFレンズはソニーのレンズよりも価格が高いですし、単に自分たちが、古いものは切り捨ててマウントを統合してラクしたいだけのようにしか見えませんね。
それでもキヤノンというビッグネームならユーザは付いてくるという感じでしょうか?
ユーザーも舐められたものですね。
キヤノンとニコンのカメラの新しいものは個人的は今後買わないと決めていますから、当然おススメも到底できませんが、フルサイズの時代が来ているのに、いまさら新規購入でAPS-Cなのかというのも将来を考えた時にアリなのか?そのあたりも、よく考えたほうが良い気はしますね。
参考になった21人
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レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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本当に初心者向きなんでしょうか | 1 | 2024年1月31日 00:27 |
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